イー・ガーディアンの挑戦
2016-04-15 11:00:12
イー・ガーディアン、TMJと戦略提携しフィリピンでのサイバーセキュリティ拡大へ
イー・ガーディアン、TMJと提携しフィリピンでの事業展開を強化
イー・ガーディアン株式会社は、ベネッセグループのTMJと戦略的パートナーシップを締結しました。この提携により、イー・ガーディアンは中国に続いてフィリピンに提携センターを設ける計画です。この新たなセンターでは、イー・ガーディアンの社員が現地スタッフを教育し、質の高いカスタマーサポートや安全診断、デバッグ、投稿監視などのサービスを提供することを目指しています。
フィリピンでの新しい展開
イー・ガーディアンのフィリピンセンターは、40ブース体制で運営される予定で、今期中に5社の導入を見込んでいます。この取り組みは、日本企業のフィリピン進出を支援するだけでなく、現地法人へのサービス提供も視野に入れています。これにより、現地のビジネス環境に即した高水準のメディア運用サポートを実現します。
フィリピンは、ASEAN新興国の中でも特に注目されている国家で、人口は1億人を超え、平均年齢は23歳という若い国です。こうした人口ボーナス期の特性を活かし、多言語に対応したメディア運用サポートを提供すると同時に、サイバーセキュリティに必要な人材の教育も行われます。
サイバーセキュリティ分野への注力
イー・ガーディアンでは、フィリピンで急速に増加している若手IT人材に着目しています。フィリピンはプログラミング技術が注目を集めており、この地での人材育成は、サイバーセキュリティ事業の拡大に貢献します。特に、イー・ガーディアンのHASHコンサルティング株式会社が手がける脆弱性診断などの分野は、現地の優秀なIT技術者を育成するための重要な要素となるでしょう。
イー・ガーディアングループの代表である徳丸浩氏の著作『体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践』は、アジア各国で翻訳されており、国際的な認知を得ています。このような高い水準の知識と技術を現地に導入し、脆弱性診断を含むWebセキュリティのサービスを提供できることが、今後の展望につながると考えています。
組織力の強化へ
イー・ガーディアンは、この提携により総合ネットセキュリティ企業としての一層の強化を図ります。また、現地法人で人材を採用し、教育し、サービスを提供するという流れを確立することで、独自の組織力を育てていくことを目指します。これらの取り組みは、イー・ガーディアンが国際的な競争力を高めるための重要なステップとなることでしょう。今後のフィリピンセンターの活動が大いに期待されます。
会社情報
- 会社名
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イー・ガーディアン株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-2-8虎ノ門琴平タワー8F
- 電話番号
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