エネファーム20万台突破
2024-04-11 11:00:03
家庭用燃料電池エネファームの注文が20万台を達成し進化を続ける
家庭用燃料電池「エネファーム」が登場以来、2009年6月の販売開始から驚くべき進化を遂げ、ついにその累計販売台数が20万台を突破しました。大阪ガスは、この技術を広める活動を進めており、その成果として高効率の発電が実現したことが評価されています。
特に注目すべきは、2020年4月にリリースされた「エネファームtype S」です。このモデルは、発電効率55%を誇り、世界的にも最高水準とされています。また、本体はよりコンパクトに設計されており、耐久性も高められています。これにより、各種省エネ関連賞を受賞するなど、その功績は高く評価されています。
ユーザー向けには、IoT接続サービスや余剰電力買取サービス「エネシェア」などのメリットも提供されています。これにより、家庭内でのエネルギー管理がさらに便利になり、環境に優しい選択肢を提供しています。
エネファームは、多様な機能と利便性が評価され、自然災害時のレジリエンス性が強調されています。2018年の台風21号では、約2000台のエネファームが自立発電機能を利用して、停電の中でも電力を供給しました。新たにエネファームを導入する約99%の顧客が自立発電機能が付属するモデルを選んでおり、この機能は非常に高く評価されています。
エネファームは、さらにエネルギーリソースとしての利用も期待されています。将来的にはバーチャルパワープラントの構築が予定されており、これにより電力の系統安定化を図ることで、再生可能エネルギーの普及を促進しています。最近では神戸市と協力により、脱炭素都市を実現するためのエネルギーマネジメントの実証実験が行われました。
顧客の満足度も非常に高く、これまでに購入したエネファームの機器寿命を迎えたお客様の約90%以上が再度エネファームを選択しています。今後も、大阪ガスはイニシャルコストや設置面での改善を進め、より多くの家庭にエネファームを提供できるよう努力しています。
エネファームは、持続可能な低炭素社会の実現に向け、暮らしとビジネスのさらなる進化に寄与する企業としての使命を持っています。私たちの日常生活におけるエネルギーの未来を切り開く存在であり続けることを目指しています。
会社情報
- 会社名
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Daigasグループ
- 住所
- 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
- 電話番号
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