OEM契約の進展
2025-07-30 16:19:27

エーアイエスとメディカルフォース、画期的なOEM契約を締結

エーアイエスとメディカルフォースのOEM契約締結について



2025年7月29日より、株式会社エーアイエスと株式会社メディカルフォースはOEM契約を結び、エーアイエスの「Mighty QUBE® Hybrid」を自由診療クリニック向けのクラウド型電子カルテ「medicalforce」に提供することが決まりました。本契約は、医療業界のデジタル化を促進し、社会的な医療の質の向上に寄与すると期待されています。

基本契約の背景



メディカルフォースが提供する「medicalforce」は、自由診療や形成外科、婦人科など多岐にわたるクリニックの業務を一元管理できるクラウド型電子カルテシステムです。特に2024年には、日本医師会から提供されるクラウド版日医標準レセプトソフト「WebORCA」との連携が強化され、保険診療への対応を大幅に向上させることが見込まれています。

現時点で600件以上のクリニックで導入されており、今後は保険診療と自費診療を併用する医療機関が増加する中で、さらなる導入の拡大が期待されています。エーアイエスが提供する「Mighty QUBE® Hybrid」は、30年以上の医療データベースとAI技術を駆使し、リアルタイムで候補病名を導出することができます。この機能により、誤投薬や病名漏れといったヒューマンエラーを改善し、医療安全の向上と業務の効率化が進みます。

今回のOEM契約により、「medicalforce」に高付加価値な機能が搭載され、保険診療機能がさらに強化されると同時に、医師の働き方改革やクリニック経営の最適化にも貢献することが期待されています。加えて、異なる診療領域への「Mighty QUBE® Hybrid」の展開も進む見込みです。

「Mighty QUBE® Hybrid」とは?



「Mighty QUBE® Hybrid」は、エーアイエスが開発した高度な電子カルテ連携オーダリング点検ソフトです。このシステムは、約2万の医療機関で採用されており、信頼性の高いデータベースを基に、病名や医薬品の適応性をリアルタイムで確認し、正確な候補病名を導出します。また、誤投与や病名漏れを防止する仕組みが実装されており、医療安全の向上に寄与しています。

「medicalforce」について



一方、メディカルフォースが提供する「medicalforce」は、クリニック業務のオールインワンSaaSで、電子カルテや予約管理、会計、決済、在庫管理など、多彩な機能を備えています。このシステムにより、予約管理の労力が約3分の1に削減されるなど、業務効率化が実現しています。LINEとの連携や予約枠の最適化も行われており、全国600以上のクリニックで導入されています。

エーアイエスとUbicomホールディングスについて



エーアイエスとその親会社である株式会社Ubicomホールディングスは、革新的なITソリューションを提供する企業です。医療・金融などの業界におけるデジタル化を推進し、医療機関向けの経営支援ITソリューションに注力しています。グループとしての成長を続け、新たなプラットフォームビジネスを展開しています。

結論



エーアイエスとメディカルフォースのOEM契約は、医療現場におけるデジタル化を加速させる重要な一歩です。この取組みにより、クリニックの業務効率化や医療安全が向上し、社会全体への貢献が期待されます。今後の動向にも注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社Ubicomホールディングス
住所
東京都千代田区一番町21一番町ビル7F
電話番号
03-5803-7339

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