伊豆シャボテン動物公園、新たなアミメキリン「ユメ」の登場
2025年7月3日、伊豆シャボテン動物公園に新たにアミメキリンの「ユメ」が仲間となりました。彼女は東武動物公園で生まれ、まだ2歳のメスです。この新しい家族の一員として迎えられたことで、動物たちに新たな活気がもたらされています。
「ユメ」と「ニコ」の出会い
「ユメ」のお相手は、同じくサバンナエリアにいる5歳のオス、アミメキリンの「ニコ」です。彼の先輩にあたる「ニコ」は福岡市動物園からやってきました。2頭とも、元気にサバンナエリアを歩き回り、時折寄り添う姿がとても愛らしいと評判です。
サバンナエリアの魅力
新設された「サバンナエリア」は、自然な環境で動物たちが生活していることを体感できるスポットです。地域には、キリンをはじめダチョウ、エランド、シタツンガ、さらには珍しいマンクスロフタンヒツジやエミューといった多様な動物が生息しています。これにより、訪れる人々はさまざまな動物の生態を観察することができます。
ウッドデッキでの特別な体験
サバンナエリアのメインエリアには地上約3メートルの高さにウッドデッキが設置されており、訪問者はキリンの目線で「ユメ」と「ニコ」を観察しつつ、おやつをあげる体験も楽しむことができます。この近い距離感が、動物との新たな絆を育むきっかけになっているのです。
伊豆シャボテン動物公園の理念
伊豆シャボテン動物公園は、「人と動物、そして自然との共生」をテーマに運営を行っています。動物たちの健康管理や環境保護に注力し、訪れる人々に教育的価値を提供していくことを目指しています。
注意事項
なお、動物の体調や天候によって、見られない場合もありますので、訪問の際はご了承いただければと思います。
アミメキリンの基本情報
アミメキリンは、英名で「Reticulated Giraffe」と呼ばれ、学名は「Giraffa camelopardalis reticulata」です。彼らはエチオピア南部からケニア北東部のサバンナに分布し、現在は現存する最も背の高い動物として知られています。オスは体長が4.5~5.5メートル、メスは4~4.5メートルに達します。
草食性で、長い舌を使って高い木の葉を食べる彼らの生活は、群れでの社交性も特徴の一つです。オスは4~5歳、メスは3年半程度で性成熟します。
最後に
「ユメ」と「ニコ」の仲睦まじい姿を、ぜひサバンナエリアでお楽しみください。伊豆シャボテン動物公園が提供する、新たな動物との出会いが皆様をお待ちしています。