新型コロナ時代に対応したカーシェア「Lemon」の全貌と展望
新型コロナウイルスの影響を受け、多くの人々が公共交通機関の利用を控える中、プライベート空間を確保できるカーシェアサービスの需要が高まっています。この流れを背景に、シー・ティ・マシン株式会社が開発したカーシェアプラットフォーム「Lemon」が誕生しました。このサービスは、企業が簡単にカーシェアを始められるように設計されており、運転する側もミドルマネジメントや現場での業務を効果的にサポートします。
サービス開発の背景
「Lemon」が誕生した背景には、新型コロナウイルスの影響による社会の変化があります。公共交通機関の利用が減少し、多くの人々がプライベート空間を求めている今、法人向けに簡単かつ安心してカーシェアを導入できるサービスが求められています。また、リモートワークの普及に伴い、会社の車両が遊休資産化しているケースも多く見受けられます。「Lemon」はこのようなニーズに応え、企業が保有する車両を効率的に活用できるプラットフォームです。
サービスの特徴
「Lemon」は非常に利用しやすいカーシェアプラットフォームです。企業向けには、車両に接続する通信デバイスや、車両状態の監視、予約状況の管理を行えるコンソールを提供しており、利便性を追求しています。また、料金プランのカスタマイズや運転レポート機能も備えており、企業にとって実用的な選択肢となっています。
さらには、カーシェアサービスとしてだけでなく、個別のニーズに応じた「Rental Mobility Office」を展開することで、自宅でのリモートワークが難しい従業員に向けて衛生管理された車両をリモートオフィスとして提供します。これにより、社員は安心して仕事ができる環境が整います。
利用シーンと導入事例
「Lemon」は様々な業種で導入が可能です。例えば、ホテルや不動産業界の企業は、既存サービスにカーシェアを付加価値として取り入れられます。また、配送事業や社用車を多く保有している企業は、業務改善やコスト削減の手段として利用できます。
特に中西金属工業株式会社(NKC)は、2020年8月から「Lemon」を導入し、社用車の非稼働時間を従業員がプライベートで利用できるようにしています。さらに、平日の昼間には家庭の事情で自宅作業が困難な従業員に、衛生管理された車両をリモートオフィスとして提供しています。
今後の展望
「Lemon」は2020年9月にサービスを正式にリリースする予定です。これにより、さらなる企業のニーズに応え、カーシェアリングの可能性を広げていくことが期待されています。
新型コロナウイルスの影響が続く中、カーシェアサービス「Lemon」は、企業と従業員の双方にとって便利で安全な移動手段を提供する一助となるでしょう。
お問い合わせ先
シー・ティ・マシン株式会社 〒530-0041 大阪市北区天神橋1-12-8 創建天神橋ビル2F
担当部署:ITビジネス事業推進室 室長風井 邦雄
TEL:06-6355-0070
Mail :
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詳しくは公式サイト
Lemon をご覧ください。