国産ホップ支援
2025-12-25 13:23:55

サッポロビールが国産ホップの生産支援に寄付を実施

サッポロビールの新しい取り組み



サッポロビールのグループ企業、サッポロビール株式会社は、自社の製品『サッポロ SORACHI 1984』の売上の一部を国産ホップの生産者を支援するために寄付するという新たな取り組みを発表しました。この取り組みは、ホップ生産者が年々減少する中、持続可能なホップ生産を支えることを目的としています。

寄付の詳細と協力企業



寄付には上富良野町と岩手県北ホップ農業協同組合が選ばれ、サッポロ SORACHI 1984の売上1本あたり5円が寄付される仕組みです。このプロジェクトには、ユニバースやベルジョイス、近畿圏ライフ、コープ東北サンネットなど、日本全国の10社が協力しています。具体的には、両地域それぞれに256,530円の寄付が行われる予定であり、ホップ生産者への支援の手が広がっていく様子が伺えます。

『サッポロ SORACHI 1984』の魅力



『サッポロ SORACHI 1984』は、1984年にサッポロビールによって開発され、現在では世界中のブリュワーに人気を博している伝説のホップ『ソラチエース』を100%使用しています。このホップは独特のヒノキやレモングラスの香りを持ち、多くのビール愛好者に愛され続けています。

2019年に通年販売を開始した当ブランドは、2024年には前年比115%の売上を記録するなど、好調な推移を見せています。また、2023年には北海道上富良野町と東北地方の岩手、青森においてソラチエースの生産量を大幅に増やす大規模な改植を実施しました。

生産者支援の意義



サッポロビールのブリューイングデザイナー、新井健司氏は「この寄付企画は国産ホップ産業が直面する課題に対する重要な一歩であり、未来のビール愛好者に国産ホップを使ったビールを届ける夢に向けた取り組みです」と語っています。このように、サッポロビールは単なる商業活動に留まらず、地域産業の活性化にも力を入れています。

将来的には、『サッポロ SORACHI 1984』を国産ソラチエース100%使用したビールにすることを目指しており、新しいビール選びの楽しみ方をお客様に提供していくとしています。

今後に向けた展望



サッポロビールは、今後も北海道や東北地方の生産者と連携し、国産ホップの栽培拡大を目指し、更に多くの消費者がホップについて学び、楽しむ機会を提供することを計画しています。『サッポロ SORACHI 1984』は、ただ飲むビールの一杯ではなく、国産ホップの未来を感じながら楽しむ新しい体験を提案しています。これからの展開にもぜひ目を離さないでください。


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会社情報

会社名
サッポロホールディングス株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
電話番号

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