JPYCが地方創生に寄与
日本円に連動したステーブルコイン、「JPYC」を発行するJPYC株式会社(東京都千代田区)は、徳島県海陽町に所在する一般社団法人Disportと業務提携を結び、地方創生に向けた新たな施策を始めました。今年度も同社が提供する「JPYC商品券」を利用し、海陽町へのふるさと納税が再開されます。この取り組みを通じて、地域の振興と発展をサポートすることを目指しています。
海陽町の魅力
海陽町は徳島県の最南端に位置し、高知県との境界に接する人口約8,400人の町です。美しい自然環境や温暖な気候、温かい住民たちが自慢のこの地で、「ひと・ゆめ・みらい笑顔つながる海陽」をスローガンに掲げ、地域の活性化に取り組んでいます。
室戸阿南海岸国定公園に指定されている海陽町の美しい海は、シーカヤックやダイビング、海水浴といったマリンアクティビティのスポットとして、訪れる人々で賑わいを見せています。また、阿佐海岸鉄道には世界初のDMV(デュアル・モード・ビークル)が導入され、これも新たな観光資源として注目されています。
この町は、伊勢海老をはじめとした新鮮な海産物や、全国一の評価を誇る地鶏「阿波尾鶏」を使ったグルメ、藍染め製品、さらにはマリンアクティビティに関連した体験チケットなどが返礼品として提供されています。
JPYCでのふるさと納税手続き
JPYC商品券の購入
JPYC商品券は、以下の手順で購入できます:
1. JPYC公式サイトのJPYC Appsにアクセスし、「JPYC商品券」を選択します。
2. 必要な情報を入力し、申請を行います。
3. JPYCで商品券を支払います。
4. 商品券が到着するのを待ちます。
ふるさと納税の申込
ふるさと納税の申し込みは以下の通りです:
1. JPYC公式サイトのJPYC Appsにアクセスし、「海陽町ふるさと納税」を選択します。
2. 入力フォームで必要情報を記入し、申請します。
3. JPYC株式会社にJPYC商品券を送付します。
4. 海陽町から寄附金受領証明書及び返礼品を受け取ります。
なお、海陽町の返礼品発注業務は一般社団法人Disportが担当しています。
DisportとJPYCの意義
一般社団法人Disportは、2016年に設立され、地域教育やまちづくりに関するコンサルティング業務を行い、地域の活性化を図っています。JPYC株式会社も、2021年からステーブルコイン事業を展開し、透明性のある金融システムの構築を目指します。
両者の提携によって、海陽町の地域資源をより多くの人々に届けることが期待されています。
JPYCは、単なる決済手段にとどまらず、地域振興と経済の発展に寄与する存在として、今後もさまざまな活動を展開していくことでしょう。
公式情報
地方創生と地域活性の取り組みは、今後もさらに広がりを見せるでしょう。 JPYCと海陽町の連携に期待が寄せられます。