介護士支援DXツール
2020-10-01 16:53:05
介護士の負担軽減!コロナ対策を実現するDXツールの活用法
介護士の負担軽減!コロナ対策を実現するDXツールの活用法
新型コロナウイルスの影響により、介護現場では日々の健康管理がますます重要視されています。そこで注目を集めているのが、株式会社CLOVERが提供する「アマビコ」というDXツールです。このツールは、スマートフォンのLINEアプリを活用し、介護士の負担を軽減しながら新型コロナウイルスへの対策を実現しています。以下、その詳細を見ていきましょう。
LINEボットによる迅速な健康管理
アマビコは、従業員が出勤前にLINEボットとのわずか10秒の会話を通じて健康管理を行えるサービスです。これにより、毎日の体温や健康状態を手軽にチェックできるだけでなく、報告忘れを防ぐ工夫もされています。実際の導入事例では、試験的に運用された1ヶ月間で、出勤前の健康チェックの工数削減や報告漏れが大幅に減少したことが報告されています。
エッセンシャルワーカーをサポートする
新型コロナウイルスの重症化リスクが高い高齢者をケアする介護士は、毎日感染を防ぐために多くの責任を負っています。アマビコは、このようなエッセンシャルワーカーを支える手軽で効果的なDXツールとして、彼らの健康管理をサポートします。出勤前に体調を報告し、それに基づいて施設での対応を早急に行うことができるため、より安全な介護環境を保つことが可能です。
簡単な操作で迅速な報告
職員は、アマビコを利用することで、特別なスキルや時間をかけることなく健康報告を行えます。LINEアプリを使用するため、ほとんどのメンバーが手軽に操作でき、自分のスマートフォンから簡単に情報を送信できます。また、未報告の場合にはLINEのプッシュ通知で促されるため、安心して利用できる環境が整っています。これにより、管理者は毎日のレポートを容易に受け取ることができ、その管理も非常に簡単になります。
介護・福祉業界との連携
アマビコの開発には、産業医やエンジニアとのコラボレーションが活かされました。社員が参加するヘルスケアコミュニティSHIPでの意見をもとに、感染・健康管理の簡便なツールが生まれ、トライアル運用も開始されました。その結果、初めは100名の社員から始まり、さらに大規模な導入が進むこととなったのです。
将来に向けた取り組み
アマビコは、冬にかけての新型コロナウイルスの流行に備えるため、厚生労働省の接触確認アプリ「COCOA」との連携も視野に入れた展開を考えています。新型コロナウイルス対策だけにとどまらず、介護現場全体の健康管理を促進し、コミュニティ全体を守ることが期待されます。
まとめ
アマビコは、デジタル技術を活用した革新的な介護士支援ツールとして、新型コロナウイルス対策においても優れた効果を発揮しています。今後、介護現場や医療機関、教育機関など、様々な場面での導入が進むことが期待されており、今後の展開に注目が集まります。安全で安心な介護環境を実現するために、アマビコをぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社CLOVER
- 住所
- 東京都新宿区四谷4-12
- 電話番号
-
03-6457-4343