ショートドラマアプリ『BUMP』、累計調達額11.6億円を達成！

ショートドラマアプリ『BUMP』、資金調達に成功する

ショートドラマアプリ『BUMP』を提供するemole株式会社が、シリーズAラウンドでの資金調達を完了し、累計調達額が11.6億円に達しました。また、電通ベンチャーズ、博報堂DYベンチャーズ、セガサミーホールディングスといった新たな投資家の参加もあり、事業連携を深めていく方針です。これにより、コンテンツ配信のさらなる拡大と多様化が期待されています。

資金調達の背景

『BUMP』は、2022年に従量課金制のショートドラマアプリとして登場して以来、順調に成長を続けています。現在、累計ダウンロード数は190万を超え、SNS上での再生回数は25億回に達しており、多くのユーザーから支持を受けています。この成長を念頭において、emoleは2024年以降も国内外でのショートドラマ市場の拡大を目指しています。

今回の資金を利用して、emoleは新たな制作体制の強化、組織の発展、アプリ改善へと取り組む予定です。電通ベンチャーズや博報堂DYベンチャーズ、セガサミーホールディングスとの提携を通じて、より魅力的なコンテンツを開発することを目指しています。

今後の展望

市場調査によると、ショートドラマ市場は2029年には約8.7兆円に達する見込みです。emoleは、これに向けてクリエイターと連携しながら質の高いコンテンツを生み出すことに注力しています。また、各投資家からは、emoleが新しいコンテンツ文化の創出を目指す姿勢が高く評価されています。

特に、電通ベンチャーズの若松征剛氏は、「ショートドラマは新たなコンテンツフォーマットであり、その市場には大きな可能性がある」と述べており、emoleの取り組みに期待を寄せています。さらに、博報堂DYベンチャーズの漆山乃介氏は、emoleが提供するプラットフォームが世界展開を狙える希少な機会であると強調し、彼らの挑戦を支持しています。

新たな挑戦とパートナーシップ

また、セガサミーホールディングスの下東尚皓氏はショートドラマが今後のエンターテインメントをリードすると期待を示し、emoleが目指すクリエイターと制作業界全体の成長に寄与することを願っています。

諸々の支援を受け、emoleはクリエイターやユーザーへの還元を重視しながら、持続可能なエコシステムの構築を進めていく考えです。今後もクリエイターの自由な創作環境を整備し、さらなる成長を実現するために取り組む姿勢を崩しません。

このような進展は、ショートドラマ市場全体においても重要な意味を持ち、新たなエンターテイメントの形を提案していくことになるでしょう。emoleの挑戦は、今後も注目される存在となりそうです。