舞鶴市、特鮮さかなを進化させた舞鶴の海の魅力
京都府舞鶴市は、美しい自然に囲まれ、四季折々に新鮮な魚介類が水揚げされることから「魚の街」として知られています。この度、舞鶴市は「舞鶴の旬の特鮮さかな」を約10年ぶりにバージョンアップしました。新しく選定された魚の数々やそれに関する情報を詳しくお伝えします。
背景
「舞鶴の旬の特鮮さかな」は、平成26年度に初めて選定されて以来、舞鶴の海の魅力を広く知らせる役割を果たしてきました。しかし、選定から12年が経ち、環境の変化、特に海水温の上昇によって、舞鶴で水揚げされる魚種にも変動が現れています。このため、市民や観光客に本当におすすめできる旬の魚介類を紹介するため、漁業者や水産流通者、観光関係者などの協力を得て選定を見直しました。
変化する魚種
新たに選定された魚種には、春には育成あさりやこういか、夏にはたこ(マダコ)やかめのて、秋にはばれん(バショウカジキ)、冬にはマグロ(クロマグロ)などが追加されました。これに対し、春のはたはたやあかがい、さより、めばるといった魚は取り扱いが減少したため、選定から外されています。
追加された魚種
- - 春: 育成あさり、こういか、えてがれい(ソウハチ)
- - 夏: たこ(マダコ)、かめのて、白バイ貝
- - 秋: ばれん(バショウカジキ)、しいら、れんこだい(キダイ)
- - 冬: マグロ(クロマグロ)、いわし(マイワシ)、青あじ(マルアジ)、ひらまさ、つかや(メジナ)
削除された魚種
新たなパンフレットの発行
今回のバージョンアップを受けて、舞鶴市は新たに水産業を紹介するパンフレット「舞鶴市の水産業」を改訂しました。このパンフレットは、市内の小学3年生を対象にした「お魚授業」の資料としても利用される予定です。新しい内容には、「舞鶴の旬の特鮮さかな」やその魅力が詳しく記載されているので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
パンフレット入手方法
- - ウェブ公開: 舞鶴市の公式ホームページからPDFファイルをダウンロード可能です。
舞鶴市ホームページ
- - 窓口配布: 舞鶴市役所の水産課にて配布しています。
舞鶴市の新たな旬の特鮮さかなを通じて、地域の水産業の魅力を感じてみてください。地元の海がもたらす恵みを共有するこの取り組みが、さらなる発展へとつながることを期待しています。