伊藤歩、映画『おーるーブルー』に出演
女優の伊藤歩が、監督・脚本を北口ユースケ氏が手掛ける映画『おーるーブルー』に出演することが公式に発表されました。この作品は、沖縄・久米島を舞台に、スマホ依存に悩む父と息子がデジタルデトックスを通じて再生を描くロードムービーです。主演はお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリが務めます。
映画の概要
『おーるーブルー』は、最近の生活習慣におけるデジタル依存をテーマにした作品で、家族の再生を描いています。父親の耕平(ゴリ扮する)が、息子・蓮次郎と共に久米島に戻ると、彼らの生活はSNSや仕事のストレスから解放される機会となります。二人は、自然の美しさと島民との触れ合いを通じて、改めて家族の絆を再確認することになります。
伊藤歩の役どころとコメント
伊藤が演じるのは、耕平の元妻・凪(なぎ)。登場人物の中で重要な役割を果たし、デジタルの氾濫によって家族がどのように影響を受けたかを象徴する人物です。伊藤は「沖縄は私にとって特別な場所。今回、久米島に行けることがとても楽しみです」と語り、心からの期待を寄せています。
クラウドファンディングと制作進行
映画の制作は、現在進行中であり、2025年7月31日までクラウドファンディングが行われています。支援者を募ることで、その活動には地域の活性化が含まれており、久米島の美しい風景も映し出される予定です。
あらすじ
物語は、ミッドライフクライシスに悩む耕平と、SNSに翻弄されがちな17歳の息子、蓮次郎が主役です。おじいの危篤の知らせを受け、久米島へ帰省しますが、日常の喧騒に妨げられ、おじいとの貴重な時間も奪われがちです。そこで耕平は息子のスマホを海に投げ捨て、父子はインターネットから切り離され、互いの心と自然の素晴らしさに再び向き合うことになります。これが、二人の新しい青春の始まりを象徴しています。
映画制作チーム
この映画の制作には、プロデューサーとして甲斐田晴子、平田理、小田部早苗が参加し、制作プロダクションはイチビリピクスが手掛けています。地域の協力も得ながら、地元の魅力を伝える側面も重要なポイントとなっており、久米島町やFMくめじまも支援しています。加えて、東京久米島郷友会や大阪沖縄県人会連合会が後援しています。
『おーるーブルー』は、デジタル時代における人間関係の重要性を問いかける作品として注目されています。久米島の自然に触れ、家族の絆がどのように再生されるのか、非常に興味深い内容となっています。今後の公開スケジュールやさらなる情報が楽しみです。