介護業界の未来を切り拓く！下関市でハッカソン最終審査会が開催

山口県下関市にて、介護課題に向けたデジタルハッカソンが大詰めを迎え、1月22日に最終審査会が開催されます。このハッカソンは、地元の若者たちが介護業界の問題解決に向けて、アイデアを競い合うイベントで、STEM Leadersのメンバーがメンターとして参加しています。

イベント概要

このハッカソンは、2021年10月に始まり、約30名の大学生や若手社会人が6つのチームに分かれて挑戦してきました。各チームは、介護業界が直面するさまざまな課題を洗い出し、デジタル技術を活用して解決策を考案することを目指しています。

最終審査会では、全チームが自らのアイデアを発表し、介護やITに精通した審査員から評価を受けることになります。優れた提案には表彰も用意されており、参加者にとって大きな励みとなるでしょう。

参加者とその目的

特に注目すべきは、下関市の若者や学生がこのプロジェクトに参加し、自分たちの視点から革新的な解決策を提供している点です。下関市は、地域の介護問題を解決するために、未来を担う人材の育成に力を入れています。参加者は実際の現場からのデータを基に、老化や介護に関する理解を深め、現実的なソリューションを生み出すために日々努力しています。

審査員の面々

審査員には、下関市スマートシティ推進協議会の会長や、地域の医療法人の代表、大学教授など、その道の専門家たちが名を連ねます。彼らの豊富な知識と経験が、最終的な審査の基準となります。

未来を見据えた取り組み

このハッカソンは、技術とデザイン思考を駆使したイノベーション創出型の取り組みとして、地域の将来を見据えたものです。新型コロナウイルスの影響で多くの困難がある中、それでも参加者たちは熱意を持って、課題解決に挑んでいます。

イベント当日はYouTube Liveでの生中継も行われる予定で、興味のある方は、事前に申し込みが必要です。新しい介護デジタルの可能性を共に感じ取ってみてはいかがでしょうか。

STEM Leadersについて

NPO法人STEM Leadersは、若者のリーダーシップを育成する活動をしています。STEMの力を活用し、社会課題に取り組むことで、実践的なスキルを磨くことができる場を提供しています。これまでに多くの大学と連携してきた実績があり、教育現場でのアプローチを通じて、社会全体への影響を与えることを目指しています。

このハッカソンで生まれたアイデアが、今後の介護業界をどう変えていくのか、その成長をぜひ見守りたいものです。