セミナーお知らせ: 災害インパクト評価とレジリエンス強化
2024年8月29日、災害インパクト評価とレジリエンス強化に関するセミナーが開催されます。このイベントでは、株式会社三菱総合研究所の田中良明氏と東海国立大学機構名古屋大学の平山修久氏が講師として登壇し、災害に強い社会の構築に向けた知見を共有します。
セミナーの詳細
講演タイトル:能登半島地震に学ぶ防災投資の効果と課題
このセミナーでは、特に能登半島地震の教訓を元にした防災投資の重要性が議論されます。現状のインフラが直面する「三重苦」の状況を背景に、事前の災害インパクト評価が如何に効果的な対策であるかを説明します。
壊滅的な影響の実例
2024年の能登半島地震においては、水道インフラが大きな焦点となりました。田中氏は、老朽化したインフラが被害を拡大した事例を持ち出し、迅速な復旧を妨げている要因を分析します。彼は、災害発生が及ぼす多面的な影響を事前に評価することで、必要な対策を講じることが可能であると強調します。
内容のハイライト
- - 防災投資の効率化:復旧費用を事前の投資にシフトする方法。
- - 上下水道の現状:インフラ管理の課題を指摘し、事前投資の必要性を訴える。
- - データ収集と波及影響の評価:災害インパクト評価における現状のボトルネックと今後の取組について。
平山氏は、能登半島地震における水道の応急給水や復旧状況のマップを用い、情報戦略の重要性についても解説します。災害時における情報共有のあり方、及び今後の上下水道のレジリエンス確保についての考察が行われます。
参加方法と時間
- - 日時:2024年8月29日(木)13:00~15:30
- - 会場:紀尾井フォーラム(千代田区紀尾井町4-1)
- - 受講方法:会場受講、Zoomウェビナーによるライブ配信、アーカイブ配信(2週間配信)
参加申し込み
参加を希望される方は、以下のリンクから詳細を確認し、申し込みを行ってください。
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本セミナーは災害対策に興味のあるすべての方に向けた非常に有意義な内容です。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。