Loupedeckの最新ソフトウェアアップデート
クリエイター向けデバイス「Loupedeck」が、ソフトウェアの新バージョン5.0を発表しました。このアップデートにより、写真、動画、音楽、デザイン、そしてライブ配信など、さまざまなアプリケーションでの操作がさらに直感的に行えるようになりました。
Loupedeckは、「Loupedeck+」、「Loupedeck CT」、「Loupedeck Live」の3つのモデルを取り揃えていますが、今回のソフトウェア更新はこれら全てのユーザーに適用され、特に編集や配信業務において大きな利便性をもたらします。主な新機能には、よりシンプルで直感的なUI、さらに新たなアプリケーションとのネイティブ対応が含まれています。
UIの大幅な改良
theソフトウェア5.0では、左右に分かれていたパネルを統合し、ユーザーが直感的にカスタマイズやアクションの設定を行えるようにした新しいUIが導入されました。これにより、従来よりもスムーズな操作感が実現されています。
新たなアプリケーションの追加
特に注目すべき点は、フォトグラファーからの要望が高かった「Capture One」、人気配信ソフト「vMix」と「Ecamm Live」に対応した点です。これにより、Loupedeckのユーザーは、より快適に編集や配信を行うことができます。また、Adobe Lightroomの最新バージョンにも対応しており、新しいマスク機能も利用可能です。
簡略化されるプロファイル
dスリムな操作を求める配信者を考慮した「簡略化プロファイル」が新たに実装されました。これによって、複雑な機能を必要としない配信環境での操作が、よりスムーズに行えるようになりました。8つの丸いボタンを使用することで、特定のページへの瞬時移動も可能となり、ストレスフリーな配信が実現します。
SDKのアップデート
さらに、Loupedeckは開発者向けSDKもアップデートし、サードパーティのプラグイン作成が可能になりました。これにより、今後はさらに多くのアプリケーションが対応予定であり、クリエイターの選択肢は広がることになります。MicrosoftやVoicemodなど、さまざまな企業が参加しており、期待が集まっています。
CEOの言葉
LoupedeckのCEOであるMikko Kesti氏は、「コンテンツ制作の需要が爆発的に増える中で、ソフトウェア5.0をリリースできたことを嬉しく思っています。全てのレベルのクリエイターが、お気に入りのアプリを自由にコントロールできる環境を提供することが私たちの目指すところです」と述べています。この言葉からも、Loupedeckの製品がいかにクリエイター支援に特化しているかが伺えます。
購入は公式サイトで
「Loupedeck Live(37,900円)」と「Loupedeck CT(69,980円)」は、公式サイトや各ECサイト、家電量販店で購入可能です。ソフトウェア5.0は、公式サイトからダウンロードすることができます。
詳細については、公式サイトをご覧ください:
Loupedeck公式サイト
Loupedeckについて
Loupedeckは、写真、動画、音楽、デザイン、ライブ配信など、主要な外部アプリケーションの操作を直感的に行うために設計されたコントローラを開発。フィンランド・ヘルシンキに本社を構え、クリエイターや配信者に向けた新しいデバイスの提供を目指しています。特に直感的な操作性と効率化に寄与し、編集プロセスを強化することを目的としています。2016年にはクラウドファンディングサイトで目標金額の488%を集め、大きな成功を収めている注目の企業です。