変電機器リサイクルで環境貢献
2024-07-09 09:23:55

変電機器リサイクルで環境貢献!新虎興産が神戸大学と産学連携プロジェクト始動!

変電機器リサイクルで環境貢献!新虎興産が神戸大学と産学連携プロジェクト始動!



変電機器のリサイクル事業を行う新虎興産株式会社(本社:大阪市)は、国立大学法人神戸大学大学院工学研究科の大村直人教授との産学連携プロジェクトを2024年5月に開始しました。このプロジェクトは、株式会社池田泉州銀行と株式会社神戸大学イノベーションの協力のもと、「環境に配慮した産業廃棄物の処分を実現するプロセス構築」を目的としています。

新虎興産は、変電機器に特化したリサイクル設備を保有し、様々な素材が混在した機器や絶縁油が含有した機器の処理を得意としています。高いリサイクル率と環境配慮を両立した中間処理により、電力会社や大手プラント企業などから全国的なニーズを獲得しています。

しかし、一部リサイクルが困難な品目は最終処分場にて焼却処分となり、膨大なエネルギー消費とCO2排出という課題がありました。地球温暖化対策と持続可能な社会の実現に向け、世界ではカーボンニュートラルへの動きが加速しており、日本政府も2050年までにカーボンニュートラルを実現することを宣言しています。

この状況下、新虎興産は、複雑な現象の解明とモデル化、新しいプロセスの開発に強みを持つ神戸大学の大村教授との連携によって、より環境に配慮した産業廃棄物の処理プロセス構築を目指します。さらに、その有効活用と事業化にも取り組み、変電機器撤去事業における“ゼロ・エミッション”を実現することで、カーボンニュートラルの実現に貢献していく計画です。

本プロジェクトは、2024年5月から12月まで実施され、研究の進捗状況によっては延長される可能性もあります。新虎興産は、本プロジェクトを通じて、地域社会への貢献、人材育成、そして新たな事業発展を目指しています。

神戸大学 大村直人教授



大村教授は、1987年に神戸大学大学院工学研究科修士課程を修了後、日本板硝子株式会社に入社。1997年に博士(工学)を取得し、その後神戸大学工学部助手、助教授を経て、2004年から教授を務めています。2008年からは、神戸大学大学院工学研究科教授として、移動現象工学研究室を率いています。

大村教授は、本プロジェクトについて、「プロセスの性能を飛躍的に向上させるプロセス強化技術の社会実装に向け、このプロジェクトに取り組んでいきます。」とコメントしています。

新虎興産株式会社について



新虎興産株式会社は、1918年に創業した変電機器のリサイクル専門企業です。変電所やプラント工場にある変電機器を、独自のウォータジェット工法を用いた無火気工法で撤去・運搬し、自社工場にてリサイクルを行っています。環境に配慮した安全工法が評価され、NHK総合「解体キングダム」に出演。2023年度には「はばたく中小企業・小規模事業者300社」において「GX部門」を受賞しました。

お問い合わせ先



新虎興産株式会社
〒550-0012 大阪府大阪市
TEL:06-6536-3907
本社営業部 牧野佑治
mail:[email protected]
HP:https://shintora.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/shintora1918/


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