インフラ業界の新展開
2025-09-22 15:51:12

インフラメンテナンス業界の新たな挑戦。M&Aと事業支援で未来を築く

インフラメンテナンス業界の新たな挑戦



インフラテック・ジャパンとIME株式会社が協業を結び、インフラメンテナンス企業の新たな成長を目指します。両社は、「インフラ守るくんプロジェクト」を立ち上げ、そのスタート地点として、橋梁やトンネルの補修・補強工事分野におけるM&Aや事業承継支援を開始しました。このプロジェクトは、インフラメンテナンスの質を向上させるだけでなく、業界全体の発展にも寄与することを目指しています。

プロジェクトの背景と目的



インフラテック・ジャパンは、「インフラメンテナンス産業の価値向上」とし、この使命を背負って社会インフラの長寿命化に貢献することを目指しています。また、IMEは橋梁やトンネルに特化したインフラメンテナンス企業であり、国内でトップクラスの技術力と施工実績を誇っています。両社がこのプロジェクトを通じて協力する目的は、業界の発展だけでなく、個々の企業が抱える課題を解決し、結果的にインフラの安全性と安心感を高めることにあります。

協業の具体的な内容



1. M&A・事業承継の支援



インフラメンテナンス企業のM&Aや事業承継支援を進める「インフラ守るくん・M&Aグロース」が始まります。これは、インフラテック・ジャパンがグループ化した企業に対して、IMEがその専門知識を活かし、事業の拡大を支援する仕組みです。このプロジェクトは、橋梁・トンネルの補修を行う企業はもちろん、他の関連企業も対象としており、業界におけるリーダーシップを確立する目論見があります。

2. 事業拡大・新たな参入への支援



次に、橋梁・トンネル分野で新たな事業を開始したい企業や、事業を拡大したい企業に向けた「インフラ守るくん・ビジネスグロース」が展開されます。このプロジェクトでは、IMEが施工や技術サポート、営業、設計、そして技術者の育成など、さまざまな支援をトータルで行います。これにより、中小インフラメンテナンス企業の技術力を強化し、業績向上に貢献することを目指しています。

インフラメンテナンス業界の現状と課題



日本のインフラメンテナンス業界は多くが中小企業で構成され、様々な経営課題に直面しています。特に、技術者の不足や介入力の不足、さらには経営後継者の不在といった問題が巨大な壁となっています。このような状況下で、インフラテック・ジャパンとIMEの協力がもたらす支援が、どれほどの脅威を持って業界に寄与するのか、今後の動向が注目されます。

オンライン説明会と個別相談の実施



この新たなプロジェクトに興味のある企業に対して、インフラテック・ジャパンとIMEはオンライン説明会や個別相談を実施しています。これにより、事業承継や新規事業に関心がある企業に向けた具体的なサポートを提供します。

両社の代表からのメッセージ



IMEの大西猛代表は、「インフラの安全を守るために、私たちの専門技術を広めることが重要」と語り、協業への期待感を表明しています。インフラテック・ジャパンの新田憲佑代表も、「業界の変革を目指し、サステナビリティを考慮して活動する」と強調し、協業によって社会的な価値を高めることを訴えています。

このプロジェクトが日本のインフラメンテナンス業界に新たな活力をもたらすことに期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社インタープレジデント
住所
東京都港区港南2-16-4品川グランドセントラルタワー8F
電話番号

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