音のない世界の体験「ダイアログ・イン・サイレンス」ファイナル開催のお知らせ
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、音のない世界を体験する新しいエンターテイメント「ダイアログ・イン・サイレンス」を、2025年12月3日から30日まで、東京都港区竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で開催します。このイベントは、これまでの竹芝での一般向け開催の最終回となり、長年にわたり聴覚障害者との対話を求めて参加者たちを魅了してきました。
ダイアログ・イン・サイレンスとは
「ダイアログ・イン・サイレンス」は、2017年の初開催以来、約2万4千人以上が体験した人気イベントです。この体験型エンターテイメントは、参加者が聴覚障害者の案内のもと、音のない空間でコミュニケーションを取ることを目的としています。参加者は、日常生活の中でのコミュニケーションの手段や多様性を学ぶことができ、聴覚のない世界での対話の重要性を実感することができます。
開催の背景
近年、ダイバーシティ推進や共生社会づくりに対する関心が高まっており、企業や自治体、教育機関での導入ニーズが急速に増加しています。このような流れを受けて、竹芝での最終開催を経て、今後は全国各地での出張開催や研修・教育プログラムを中心とする更なる展開が見込まれています。
実際に参加した体験者からは、「コミュニケーションについての意識が変わった」「聴覚障害者との出会いを通じて、手話の文化に触れることができた」といった前向きな感想が寄せられています。このように、体験を通じて学ぶことが多いと評価されています。
これまでの多様な取り組みの一環として、企業向けのワークショップや教育機関でのプログラム、自治体との協働プロジェクトが展開されてきました。今後も社会との連携を強化し、「より良い社会づくり」に貢献することが目指されています。
イベント詳細
- - 開催期間: 2025年12月3日(水)~12月30日(火)
- - 体験時間: 約90分
- - 料金: 大人4,950円、学生2,750円、小学生550円
- - 会場: ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」(東京都港区竹芝)
- - チケット: WEB事前予約制(詳細は公式サイトを参照)
公式サイト:
ダイアログ・イン・サイレンス
この特別な体験が、日本の社会において聴覚障害に対する理解を深め、共に支え合う文化が根付くだけでなく、見えない壁を取り払う一助となることを期待しています。
次のステージへ
代表理事の志村季世恵氏や企画監修の松森果林氏は、「言葉の壁を超えることができれば、人はもっと自由になれる」とのメッセージを発信しています。ダイアログ・イン・サイレンスの体験は、これからの多様性社会に必要不可欠な要素として位置づけられています。
このイベントを通じて、みなさんもこの特別な体験に参加し、聴覚のない世界でのコミュニケーションの重要性を実感してみてください。誰もが共に助け合い、理解し合える社会の実現を目指して、素晴らしい体験を共に創り出しましょう。