助産師国家試験の速報、正答率97.2%を記録したその背景とは?
株式会社With Midwife(本社:大阪市)は、2026年2月12日に実施された第109回助産師国家試験について、解答速報を公開しました。この速報は厚生労働省の正式解答と照合した結果、全体の正答率が97.2%に達したことを報告。特に、午前の問題では全55問中55問正解という完璧な結果を収め、午後の問題では55問中52問が正解であり、わずか3問の誤答という高い精度を示しました。
解答速報の公開とその意義
With Midwifeが解答速報を公開するのは今年で4年目。2023年から継続して行っています。最新の試験では、全受験者の約6割にあたる1,319名の助産学生が、事前回答フォームや自己採点フォームを利用しました。この活動は、多くの助産師有資格者による設問検討を経て成り立っており、迅速性と精度の両立が追求されています。
特に今年の試験開催当日に速報を公開するという挑戦は、多くの期待を集めました。看護師国家試験では迅速な速報が一般的ですが、助産師国家試験ではこれまで情報公開のスピードが課題とされていました。With Midwifeは「助産師だけが取り残される状況を変えたい」との強い想いを持ち、速報の早期公開を実現しました。
利用者の声
速報を利用した受験生からは、さまざまな感謝の声が寄せられています。
- - 「当日に回答を出していただけるのは本当にありがたいです。」
- - 「夜遅くまで解答速報を作成してくださり、根拠まで書いてくださりありがとうございました。」
- - 「学びの場に参加して、仲間がいることに安心でき、質問しやすい環境に助けられました。」
このように、解答速報は単なる情報提供ではなく、助産学生たちの学びを支える力強いツールとして機能しています。
助産師の知の集合体としての解答速報
With Midwifeの解答速報は、情報提供にとどまらず、助産師同士で知識を共有し合う場ともなっています。過去の受験生が作成側になることがあり、受験生から支援者へとつながる新たな循環が生まれつつあります。助産師の知見が次の世代に還元されることで、助産師コミュニティはますます強化されています。
国家試験のその先にあるキャリアの支援
国家試験を単なるゴールとするのではなく、それを出発点とするという視点が必要です。免許取得後、助産師としてのキャリアはどのような選択をするかによって大きく変わりますが、その選択肢は十分に可視化されていません。With Midwifeでは、助産師の専門性を社会に広げるためのキャリア支援や育成事業を展開しています。
例えば、助産師向けのリスキリングプログラム『License says』では、医療現場を越えた新たな活躍の場を見据えた実践的な学びと選択肢を提供しています。
支援者のメンタルケアにも注目
日本では妊産婦死亡の第一位が自殺であるという深刻な現実があります。助産師自身のメンタルケアも重要な課題となっています。少子化や男性の産後うつの増加、ハイリスク妊婦の数が増える中で、助産師は感情を抱え込む構造的な問題も抱えています。これを解決するためのプログラムでは、支援者特有の心の疲れの理解や実践的なセルフケアを学ぶ機会を提供。この取り組みは助産師として長く健やかなキャリアをサポートします。
最後に
With Midwifeは、助産師としてのキャリアに悩む方々がいつでも相談できるよう、サポートを続けていく方針です。助産師の役割は病院だけでなく、地域や企業にも広がっています。社会に寄り添い、助産師の可能性を広げる未来を一緒に創り出していきたいと考えています。