別府市の新プロジェクト
2020-04-28 15:00:06

別府市が新型コロナ対策を発信!ソーシャル・ディスタンシングプロジェクト始動

別府市が進める新たなコロナ対策プロジェクト



別府市は、新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けている観光業を支えるため、ソーシャル・ディスタンシングを推進するプロジェクト『アンド・フロー(&FLOW)』を立ち上げました。別府市は年間約900万人もの観光客を迎えてきましたが、コロナ禍では宿泊客数が前年同月比で約6割減少するなど、厳しい状況が続いています。これは大分県全体でも観光客の数が過去最少だった東日本大震災後を下回る結果です。

この危機的な事態に対し、別府温泉の関係者たちは「コロナが終息した際には、再び多くの人が別府の温泉に訪れてほしい」と願っており、その思いを込めて感染拡大防止のためのメッセージを周知し、行動を起こす必要性を強く感じています。

感染拡大防止を訴えるロゴ作成



プロジェクトの一環として制作されたロゴマークは、温泉の湯気を「人」に見立て、これを離して配置することでソーシャル・ディスタンシングを象徴しています。このロゴは、互いに心をつなぎながらも適切な距離を保ち、この困難な局面を共に乗り越えていこうという願いを込めています。また、この取り組みは他の温泉地にも広がることが期待されています。

心のつながりを求めるメッセージの募集



『アンド・フロー』では、プロジェクトの特設ウェブサイトを通じて、感謝の気持ちや応援メッセージを募っています。具体的には、41.5度の温度に由来して、41.5文字以内でメッセージを表すというユニークな試みです。対象となるのは、医療従事者や物流業者、休業を余儀なくされた飲食店の経営者、お母さんたちなど、困難な状況に立ち向かう全ての人々です。集まったメッセージは、温泉の湯気のようなアニメーションとして公開される予定です。

メッセージの投稿方法



メッセージは特設サイトにアクセスして投稿することができ、5月1日から公開される予定です。また、ツイッターでもハッシュタグ「#離れていてもあったかい」を使用してシェアを広める運動も始まります。投稿してくださった方の中から抽選で1000名に入浴剤がプレゼントされるこの企画は、多くの人々に参加を呼びかけ、温かいコミュニティを育んでいくこと目的としています。

終わりに



別府温泉がもたらす癒しの場として、このプロジェクトが人々の心を温め、支え合う力につながることを願っています。温泉で身体は癒せない時でも、心は癒やし合える。この活動を通じて、多くの人が温かい気持ちを持ち寄り、再び生活が活気を取り戻す日を楽しみにしています。

会社情報

会社名
一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK
住所
大分県別府市末広町1番3号南部児童館 西棟2F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。