創業128年の北伊醤油が伝統の醤油づくりを体験できる工場見学を実施

創業128年の伝統を誇る北伊醤油の工場見学

福岡県糸島市で、創業から128年という歴史を持つ有限会社北伊醤油が新たに工場見学を始めました。日本の醤油の中でもほとんど流通していない天然木桶による醸造を実際に体験できる貴重な機会です。この工場見学では、実際の醤油づくりの現場を見るだけでなく、特別な利き醤油体験も行われます。これにより、醤油の多様な味わいや香りを楽しむことができます。

醤油の醸造と利き醤油体験

北伊醤油の文脈は、木桶で醸造される醤油の大切さです。国内で木桶を使った醤油の生産は非常に限られており、今ではわずか1％ほどとなっています。北伊醤油では、創業以来の伝統を受け継ぎ、約130年もの間、この醸造方法を守り続けてきました。木桶による醸造は、酵母が住み着く特別な場であり、醤油に深い旨みをもたらします。工場見学では、実際に作られている木桶や醸造過程をガイドと共に見学し、熟成の年数による味の違いを楽しむ利き醤油も体験できます。

工場見学の詳細

- 実施日: 毎月の第二・第四土曜日。時間は13:00〜14:00または14:00〜15:00（繁忙期により変更の可能性あり）
- 予約期限: 実施日の1週間前まで
- 参加人数: 最大20名まで
- 所要時間: 約45〜60分
- 予約方法: 電話、FAX、メールでお申し込み。必要情報は当日連絡の取れる携帯電話番号、参加人数、日程と時間。

SDGsへの取り組み

北伊醤油は福岡県のSDGs（持続可能な開発目標）認定を受けており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。環境保護の観点からは、太陽光発電の導入や電気自動車の使用、資源のリサイクルを通じて持続可能なエネルギー効率を向上させています。また、企業活動を通じて、地域の次世代育成にも寄与しています。

教育と地域貢献

北伊醤油は、教育や福祉活動への参加を通じて、地域社会に貢献しています。小学生の社会見学や中高生の職場体験を受け入れることで、若い世代と地域とのつながりを深めています。こうした活動は、地域の発展や次世代への教育的役割を果たしています。

北伊醤油は、これからも伝統を守りながら、持続可能な社会を目指していきます。皆様のご参加をお待ちしています。