Engineerforce、BtoB UI/UX白書 2025を発行
UI/UXデザインに特化したIT企業、Engineerforce Inc.は、2025年版の「BtoB UI/UX白書」を発行しました。この白書は、BtoB領域でのユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスの実態と、存在する課題を詳細に分析しています。
発行の背景
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、ユーザー体験の質がビジネス成果に直結することがますます重要視されています。しかし、日本ではUI/UXに対する投資が依然として「表面的なデザイン改修」に留まっているケースが多く、それによって本来得られるべきビジネス価値が十分に引き出されていないのが現状です。
大規模調査の実施
本白書は、国内の中堅・大手企業から1,078名のUI/UX関連業務の経験者を対象にした大規模な調査を基にしています。この調査を通じて、さまざまな業種におけるUI/UXの活用状況を深く掘り下げました。
「認識と実践のギャップ」
調査結果からは、84.3%の人がUI/UXの重要性を認識している一方で、実際の戦略的な運用には至っていないことが明らかになりました。これには、専門的人材不足や部門間の連携の難しさ、効果測定の困難さなど、複合的な要因が関与しています。新たに発行された白書は、こうした課題を数値的に示すとともに、成功事例を紹介しながら日本企業のDX推進をサポートする内容となっています。
白書の構成と内容
本白書は8章から成り立っており、トピックごとに分かれています。
- - 第1章: BtoB UI/UXの現状と投資実態
- - 第2章: 改善における課題と障壁
- - 第3章: 日本における取り組み実態と成果分析
- - 第4章: BtoBシステム特有のUI/UX課題
- - 第5章: デザイン思考の活用と課題
- - 第6章: 成功事例の導入プロセス
- - 第7章: 実践ガイドと推進体制の構築
- - 第8章: 未来展望とアクションプラン
これにより、具体的な改善策が示され、日本企業が競争力を高める手助けを行います。
代表取締役からのコメント
Engineerforceの代表取締役である飯田佳明氏は、UI/UXはもはや「あると良いもの」ではなく、企業戦略の重要な要素であると強調しています。また、UI/UX改善の際の実行経験が97.2%の成功率を示していることにも触れ、適切なアプローチによる成果を強調しました。彼は、「認識と実践のギャップを埋めることが、日本企業のUI/UX成熟度を高める」ことに大きな意義があると語りました。
白書のダウンロード
この白書は、以下のリンクから無料でダウンロードすることが可能です。
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Engineerforceのサービス
最後に、EngineerforceはUI/UXデザイン、開発DX、営業DXの3つの領域で企業の成長をサポートしています。デザインにおいてはユーザー目線を重視し、システム開発から営業支援まで、包括的なサービスを提供しています。公式ウェブサイトで詳細を確認することができます。これにより、デザインの力を生かして、企業のビジネス成果を最大化しています。
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