神戸のGodotが経済産業省の補助金を受け海外展開へ

神戸のGodotが経済産業省の補助金を受け国際的に活動開始

株式会社Godot（ゴドー）は、兵庫県神戸市に本社を持つ企業で、行動科学とAI技術を駆使した新たなビジネスモデルを展開しています。この度、同社は経済産業省が実施する「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」事業に採択されました。このプロジェクトは、グローバルサウス諸国の市場活性化と日本との経済連携を強化することを目的としています。

グローバルサウスと日本の連携

この補助金事業は、日本企業が海外へ進出する際に必要なコストの一部を国が支援するプログラムです。経済産業省の主導により、グローバルサウス諸国の課題解決を通じて、これらの地域での市場成長を促すことが狙いです。Godotは、特にASEAN地域において、慢性疾患の増加とそれに伴う医療費の高騰を背景に、行動科学を活用したアプローチを展開します。

行動科学と機械学習の融合

Godotが注力するのは、行動科学を基盤とする健康介入のサポートです。これまで日本国内で培った実績を活かし、健診の受診率を向上させるための施策を模索しています。具体的には、行動変容を促進するためのデジタル手続きの導入や、個別最適化された介入プログラムを提案します。今回の事業では、特にマレーシアを中心にニーズ調査を行い、顧客や協業先とのヒアリングを通じて、事業計画の策定を進める予定です。