高機能フィラー「DIA」製造工場の竣工式
2026年1月30日、愛知県の田原市にてGX MINERALS株式会社が高機能フィラー「DIA」の製造工場の竣工式を開催しました。この式典には約60名の関係者が参加し、神事やテープカットを行いました。
竣工式の様子
今回の竣工式には、金融機関や取引先、大学関係者、地域の自治体の代表者、株主など多くの関係者が参加しました。GX MINERALSの林宏剛会長は、田原工場の稼働を新たな価値を創出する第一歩として位置づけ、参加者とともに未来を切り拓く姿勢を表明しました。また、池田隆男社長は、DIAの量産体制が整うことで、自動車業界における軽量化やカーボンニュートラルへの取り組みに寄与することを期待していると述べました。
式典の後には工場見学が行われ、参加者はこの新しい製造拠点の設備や技術に触れる機会を得ました。
田原工場の特徴
田原工場は、自動車関連の遊休施設を賃借し、約3,500平方メートルの敷地に設立されました。投資額は約20億円で、年間で1万トンを生産する能力を持っています。
特筆すべきは、導入された欧州製の粉砕機と粉体圧縮機です。特にこの粉砕機は、タルクの製造に商業利用されるのは世界初の試みとなっており、その技術力の高さを示しています。また、この工場では、地域の中部電力ミライズとの協業により、CO2フリー電気とカーボンオフセットガスを用いた環境に配慮した製造が行われます。
資金調達の取り組み
本事業の資金調達に際しては、岡崎信用金庫が主幹事となり、豊川信用金庫や豊橋信用金庫、碧海信用金庫ら計7機関によるシンジケートローンが組成されました。式典では、岡崎信用金庫の田中秀明理事長と、稲畑産業株式会社の河合執行役員からも祝辞が寄せられました。
DIAについて
DIAは、GX MINERALSの親会社である林化成株式会社が、富山県立大学や富山県産業技術研究開発センターとの協力により開発した高機能なフィラーです。2023年5月にはDIAの製造に特化した企業としてGX MINERALSが設立されました。
このフィラーは、層状鉱物であるタルクを独自の技術で高アスペクト比化しており、従来の1.7倍の高いアスペクト比を実現しています。これにより、樹脂の流動性や力学特性が向上し、様々な産業での応用が期待されます。
未来の展望
本工場の本格稼働は2026年4月を予定しており、6月頃からはDIAの本格供給を開始することが見込まれています。自主車関連メーカーへの納入が計画されており、GX MINERALSはその事業を進めるために、稲畑産業株式会社や中部電力ミライズ株式会社、佐藤グループなどとの連携を強化しています。そして、持続可能な未来に向けて、新しい価値の創出に貢献していくことが期待されています。
【会社概要】
- - 会社名:GX MINERALS株式会社
- - 代表者名:代表取締役会長 林宏剛 / 取締役社長 池田隆男
- - 本社所在地:愛知県岡崎市康生通南2丁目36番地 殿橋ビル1F
- - 工場所在地:愛知県田原市浦町鬼塚39番29
- - 設立:2023年5月16日
- - 事業内容:高機能フィラーの開発・製造・販売及び樹脂材料の開発・製造・販売
- - WEBサイト:GX MINERALS
- - お問い合わせ:Email: [email protected]