Insta360がグッドデザイン賞を受賞
Insta360は、2025年度のグッドデザイン賞を受賞したことを発表しました。受賞対象となったのは、アクションカメラ「Insta360 Ace Pro 2」、360度全景カメラ「Insta360 X5」、およびスマートフォン用ジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」の3製品です。これにより、Insta360は昨年に続いて7回目の受賞を果たし、同社のデザイン哲学と技術力が再評価される結果となりました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、日本最古のデザイン評価システムであり、1957年に設立されました。デザインの力で産業や生活文化を向上させることを目的とし、国内外の様々な企業やデザイナーが参加しています。この賞は、受賞したデザインの証として「Gマーク」を付与し、50,000件以上の受賞歴があります。
審査員からの評価
審査委員は各製品に対して具体的な評価を寄せています。以下、各製品の特筆すべき点を紹介します。
Insta360 X5
Insta360 X5は、一般的に360度カメラが抱える低照度性能の課題や、メインパーツのレンズの破損リスクに対し、交換式レンズシステムや大型センサーを採用することで解決を図っています。デザイン面では、握りやすい縦長のボディに幾何学模様を施すことで、グリップ性と冷却性を両立。大型の高輝度タッチスクリーンも配置され、複雑な操作が簡素化されています。こうした特徴は、様々なアウトドアシーンでの操作性にも寄与しており、進化した360度カメラとして評価されています。
Insta360 Ace Pro 2
Ace Pro 2は、ヒンジ機構を考慮したフリップ式の大型スクリーンや堅牢な筐体を装備しています。緻密な設計と操作性の向上が図られ、実用的なパフォーマンスが高められています。また、初代モデルの良さを引き継ぎつつ大きく進化した点が審査員から評価されました。
Insta360 Flow 2 Pro
スマートフォンでの動画撮影が一般化する中、Flow 2 Proは非常に実用的なジンバルとして注目されています。特にVloggerやコンテンツクリエイターに向けた設計で、三脚と自撮り棒が一体になっているため、持ち運びやすく、展開時は安定感抜群。高品質なハードウェアとソフトウェアを組み合わせることによって、誰でも手軽に高品質な動画制作が可能となり、スマートフォンの映像表現の可能性を広げています。
受賞歴
Insta360は、過去にも数々のグッドデザイン賞を受賞しています。以下は過去の受賞歴です:
- - 2017年度: Insta360 Proが受賞
- - 2020年度: Insta360 ONE Rが受賞
- - 2021年度: Insta360 GO 2とONE X2が受賞
- - 2022年度: Insta360 ONE RSとLinkが受賞
- - 2023年度: Insta360 X3とFlowが受賞
- - 2024年度: Insta360 GO 3SとAce ProとX4が受賞予定
まとめ
Insta360の3製品が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞したことで、同社のさらなる発展が期待されます。デザインと技術が融合した製品は、今後の市場においても競争力を持ち続けることでしょう。