和紙の里と自然の融合
2022-09-30 12:23:02

岐阜県美濃市蕨生に新たな和紙の里が誕生!合同会社warabeeが目指す自然との融合

自然とアートの共生を目指す「合同会社warabee」


岐阜県美濃市蕨生に、手すき和紙職人の伝統を引き継ぐ合同会社warabeeが誕生しました。代表を務めるのは、和紙アートの先駆者・千田崇統さんと、IT業界の経験を持つ小笠原寛さん。二人は過去11年間、和紙の魅力を広める活動を行ってきましたが、さらに進化したこの試みは、伝統的技術と現代のアートが交わる新たな舞台を作り出すことを目指しています。

社名とロゴの由来


会社名の「warabee(ワラビー)」は、蕨生の地名に由来しています。この地は手すき和紙の伝統が息づく場所であり、ぜひこの地に根ざした活動を展開したいという想いが込められています。また、社名には「Warabi」と「Washi」の頭文字「W」が、自然を愛し、心地よく空を仰ぐ人々を象徴しています。

目指す事業の多様性


warabeeの事業は多岐に渡り、和紙アートの販売や、和紙をテーマにした体験型滞在拠点の運営、さらには次世代のクリエイターを育成するためのプロデュース事業などを行っています。これにより、和紙文化がより多くの人々に触れられる機会を提供し、山の豊かさと人々の心を再び結びつける役割を果たそうとしています。

和紙にまみれるワラビーランド


合同会社warabeeの最大のプロジェクトは、「和紙にまみれるワラビーランド」の構築です。これは、蕨生にある空き家を改修し、和紙と自然が融合したテーマパークを作ります。ここでは、和紙の手作り体験や、自然の中でのアート制作を通じて、訪れる人々が和紙の魅力を深く体感できる空間が提供されます。

自然とのふれあい


このテーマパークは、美しい中山や板取川などの自然に囲まれた場所にあり、訪問者は川遊びやトレッキングなど多彩なアクティビティを楽しむことができます。自然の豊かさを感じながら、和紙アートの世界に陶酔できる環境が提供され、都会の生活では味わえない素晴らしい体験が待っています。

地域活性化のためのクラウドファンディング


warabeeは、地域活性化を目的に「OCOS」と「CAMPFIRE」を通じたクラウドファンディングを行っています。この取り組みでは、地元の人々との連携を深めつつ、和紙産業の革新に向けて新しい価値を創出しようとしています。すでに多くの支援者から応援を受けており、プロジェクトの実現に向けた期待が高まっています。

持続可能なコミュニティの形成


合同会社warabeeは、単なる事業の運営に留まらず、人と自然が共生する持続可能な村を作ることを目指しています。この地域の豊かな自然環境の中で、多様な人々が集まり新しいアイデアや作品を生み出す場を提供し、クリエイティブで自由な活動が行えるコミュニティを築こうとしています。

未来へつなぐ取り組み


今後は、和紙を利用したアート作品の創作や、地域の祭事を復活させることなどを通じて、地域の伝統を次世代に受け継いでいく計画もあります。和紙職人としての技術を次世代へと語り継ぎ、地域の人々が自然と共に生きる姿を願っています。

美濃市蕨生における合同会社warabeeの取り組みは、和紙の魅力を再発見し、人々と自然が結びつく新たなコミュニティ形成を目指した、画期的なプロジェクトです。私たちもその活動に注目し、地域の未来を共に見守っていきたいですね。

会社情報

会社名
合同会社warabee
住所
岐阜県美濃市蕨生726
電話番号

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