IPO準備を支援する新サービス「IPO初期デューデリジェンス・サービス」開始

IPO準備支援新サービスの誕生

プロジェクト・オーシャン株式会社が、IPO準備の意思決定を支える新たなサービス「IPO初期デューデリジェンス・サービス」を2025年6月から提供開始します。このサービスは、主幹事証券会社や証券取引所による上場審査に基づき、IPOを目指すスタートアップの関連準備体制を見直し、改善策の提案や上場時期の目安を示唆することを目的としています。

スタートアップにとっての重要な意思決定

IPOを目指す企業にとって、最適な準備時期の判断は極めて重要な経営課題です。特に監査法人の選定、内部統制の確立、管理体制の強化など、上場準備には多くのリソースが必要となります。過剰な投資を先行させる前に、上場を実現できる可能性を見極めることが、経営者に求められる大きな責任なのです。

新サービスの特徴

今回の「IPO初期デューデリジェンス・サービス」は、既存の監査法人による短期レビューとは異なり、IPO審査の視点から徹底的な評価を行います。このサービスでは、以下の調査内容が提供されます。
1. 社内管理体制の評価及びスコアリング
2. 指摘された問題点への改善策とその実行スケジュール
3. 上場市場および上場時期の提案
4. （オプション）予想される時価総額の算定

特に、オプションとして提供される想定時価総額の算定は、他の証券会社の資料ではなく、IPO時に現実的に算出されるバリュエーションに基づいています。これにより、企業の実力を正確に把握することが可能になります。

会社概要

プロジェクト・オーシャン株式会社は2006年に設立され、「Partners with Entrepreneurs」を企業理念に掲げています。テクノロジー系スタートアップをターゲットに、IPOコンサルティングやM&Aアドバイザリーサービスを提供し、これまでにクラウド会計サービスのfreee株式会社や、メディアプラットフォームnoteの運営会社であるnote株式会社のIPO支援など、多数の実績を誇っています。
また、女性社外役員に特化した人材紹介サービス「PJOエグゼクティブサーチ」も提供しています。これにより、上場企業や準備企業に最適な人材をマッチングし、企業の成長を支援しています。