R.projectとMSTの子会社化
2018-10-12 11:01:17
R.projectがMSTを完全子会社化、日本の教育に新たな選択肢を提供
R.projectがThe Montessori School of Tokyoを子会社化
最近、株式会社R.project(千葉県鋸南町)と株式会社The Montessori School of Tokyo(東京都港区)は、R.projectがMSTの株式を買収し、完全子会社化することに合意したのです。この決定の背景には、企業の運営側から教育事業に貢献する機会を求める意図がありました。
R.projectの成り立ちと合宿施設の運営
R.projectは2006年に設立され、関東地域の未活用不動産を活用して合宿施設やホステルを営んでいます。年間約14万人の利用者が訪れ、多様なスポーツ合宿や海外からのゲストも受け入れてきました。教育とのつながりが深まるにつれ、21世紀のグローバル化に伴う教育の重要性を強く実感するようになった彼らは、教育事業への進出を模索していました。
The Montessori School of Tokyoとは?
MSTは、30年前にPete Juds氏と前田真理子氏により設立されたインターナショナルスクールです。最初は幼児教育から始まり、現在はアジア初のモンテッソーリ教育を導入した小学校と中学校を運営しています。現時点では、様々な国籍の子供たち約160名が在籍し、彼らの学びを深めています。
R.projectがこの学校を訪れたのは2014年からであり、学校の活動や理念に共鳴したことから今回の子会社化が実現したのです。
Danの教育に対する思いと未来展望
R.projectの代表取締役、丹埜倫氏は、知識を詰め込むだけの教育に変革をもたらすことを強く望んでいます。日本の教育界は徐々に改革が進んでおり、アクティブラーニングやインターネット教育の拡充、IBの導入など、新しい潮流が生まれています。
MSTの今後の計画には高校の新設や第2校の展開の構想も含まれており、R.projectの合宿事業も教育的な側面を強化して、宿泊型の学習イベントを増やすことを目指しています。
モンテッソーリ教育の特徴
モンテッソーリ教育は、マリア・モンテッソーリによって提唱された、子供たちの自主性を重んじる教育方法です。テキストや宿題がなく、子供たち自身がどのように学ぶかを選択します。これにより、多くの著名人や創業者がこの教育を受けて成功を収めています。
日本国内でも、好奇心旺盛な子供たちを育成するMSTは数少ないモンテッソーリ教育の母校としてその存在意義をますます高めています。
結論:新しい未来を見据えた教育の展開
R.projectは今後も、日本のオルタナティブ教育や国際教育の選択肢を増やすことを目指しています。MSTとともに、多様な教育手法を取り入れ、子供たちがより良い未来を向けられるような環境を整えていくでしょう。教育分野の新しい地平を切り開くその様子に、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社R.project
- 住所
- 千葉県安房郡鋸南町大六1032
- 電話番号
-
03-3490-9611