ヒュンメルが描く新たなストーリー:ツエーゲン金沢のユニフォーム2025シーズン
デンマークの名門スポーツブランド「hummel」(ヒュンメル)が手がける、2025シーズンのツエーゲン金沢の新ユニフォームがついにお披露目されました。サポーターの期待を背負ったこのユニフォームは、「楽しむ」をテーマに、石川県の文化を体現するデザインで構成されています。12月26日18時からは公式オンラインショップにて予約販売が開始されます。
デザインコンセプト「楽しむ」
ヒュンメルのユニフォームは、2021年にその歴史が始まり、毎年クラブ理念の象徴とするデザインが採用されてきました。2022年以降は「挑戦を、この街の伝統に。」というテーマに基づき、5つの価値観、つまり「つなぐ」、「楽しむ」、「夢見る」、「育てる」、「つくる」が順を追って表現されてきました。2025年シーズンは「楽しむ」というテーマが中心となります。
新しいユニフォームは、ツエーゲンレッドを基調とし、透かしのデザインで石川県の象徴的な8つのモチーフを取り入れています。これらのモチーフは、ツエーゲン金沢の本拠地である「金沢ゴーゴーカレースタジアム」に描かれた「KANAZAWA」のアートからインスパイアを受けています。
石川県を象徴するデザインモチーフ
デザインには、加賀藩主前田家の家紋「梅鉢紋」や、日本特有の「金箔」、伝統的な「木虫籠」、和の象徴「和傘」、金沢城の「石垣」、冬の「雪」、日本海の「白波」、枝を保護する「雪吊り」という、合計8つの要素が盛り込まれています。このような地元のブランドアイデンティティを持つデザインは、サポーターの誇りと共に、新たなワクワク感をもたらします。
ユニフォームの復興支援メッセージ
さらに、デザインの左袖部分には、2024年発生の能登半島地震に対する復興支援のロゴ「ONE HEART!石川」が施されています。ツエーゲン金沢は、このユニフォームを通じて石川県全体の活性化と、地域への愛情を表現しています。今シーズンも選手とサポーターが一丸となって楽しむことを目指しています。
ユニフォーム予約販売の詳細
2025シーズンのユニフォームは「オーセンティックユニフォーム」として、FP(フィールドプレーヤー)用とGK(ゴールキーパー)用の2種類、1stと2ndで合計4種が用意されており、それぞれのサイズはS・M・L・O・XO・XO2・XO3のUNISEX展開です。価格は、背番号なしが19,800円(税込)、背番号ありが21,560円(税込)、背番号・背ネームありが22,660円(税込)となります。キッズサイズも用意されており、新たな世代にも楽しんでもらえる内容です。
予約は公式オンラインショップにて、初回販売は300枚限定となるため、早めの購入をおすすめします。1次予約は2025年1月10日まで受付けています。
ツエーゲン金沢とヒュンメルのコラボレーション
ツエーゲン金沢は、J2リーグに所属するサッカークラブで、金沢市を中心とする地域密着型のチームです。ブランド名「ツエーゲン」は、ドイツ語の「2」を意味する「Zwei(ツヴァイ)」と「進む」を意味する「Gehen(ゲーン)」を掛け合わせたものであり、チームとサポーターが共に進んでいく姿勢を表しています。
一方、ヒュンメルは1923年に設立され、スポーツにおける革新を続けてきたブランドです。特に、サッカーにおいては初めてスパイクにスタッドを取り入れたことで、プレーの質を大きく変化させました。今シーズンも新たな挑戦を通じて、スポーツを通じた世界の変革を目指しています。
公式ウェブサイトでは、インタビューや取り組みなど、より詳しい情報が掲載されていますので、チェックしてみてください。