相談文化の革新
2020-02-12 10:01:36
メンタルヘルスの新しい相談文化を築く『株式会社リマイン』の挑戦
メンタルヘルスの課題を解決する『株式会社リマイン』の取り組み
近年、メンタルヘルスに関する意識の重要性が高まる中、日本では「相談」に対する文化がまだ十分には根付いていません。特に、精神疾患に対する危機意識は低く、多くの人々が悩みを抱えながらも相談できずにいるのが現状です。これに対し、株式会社リマインは新たなスタートアップとして、メンタルヘルスの相談のあり方を変革するための取り組みを始めました。
相談文化の未成熟
2011年、厚生労働省が精神疾患を含む五大疾病に対して重点的な対策を講じることを決定しましたが、その後も「相談」に対する意識は依然として低迷しています。他の病気に比べ、精神疾患にはまだ多くの偏見が存在し、そのために悩みを抱えた人々が支援を求めることに対してハードルを感じる傾向があります。リマインが目指すのは、この「相談する」ことへのハードルを取り除き、必要なサポートを誰でも受けられる社会の実現です。
専門家との結びつき
日本においては、相談を受けるための専門家が不足していることも大きな情報です。欧米ではカウンセリング文化が浸透している一方で、日本では相談の手段が「占い」や「カウンセリング」などにシフトしてしまっています。しかし、これらの分野は必ずしも専門的な資格があるわけではなく、そのために相談することに対する不安感が生じるのです。リマインは、実際に経験を持つ専門家を中心に、豊富な知識と経験を活かした相談プラットフォーム『as9me』を開発しました。これにより、ユーザーはオンライン上で複数の分野の専門家に対して悩みを相談できる環境が整います。
『as9me』の特徴
『as9me』では、ユーザーが感じるストレスや悩みに対し、複数の専門家からのセッションを受けることができます。従来の資格に囚われず、実務経験を持つ専門家がユーザーの声に耳を傾け、それぞれの視点からアドバイスを提供します。現在、40名以上の専門家と提携を進めており、カウンセラーや栄養士、占い師、コーチ、セラピストなど、多様な分野の専門家が揃っています。これによって、あらゆる悩みに対して適切なアドバイスを受けられることを目指しています。
株式会社リマインのビジョン
リマインのビジョンは「悩みを言えない人をゼロにする」ことです。相談文化を育てることで、メンタルヘルスに対する意識を高め、誰もが気軽に悩みを相談できる社会の実現を目指します。リマインはこのビジョンを実現するために、低価格で専門的なサポートを提供し、悩みの解決を図ることに挑戦しています。さらに、共感を重視したWebメディア『Needy』も運営し、より多くの人にアクセスしてもらえるよう努めています。
まとめ
メンタルヘルスの相談のプロセスを見直すことは、病を未然に防ぐために重要です。株式会社リマインの取り組みが、日本の相談文化を発展させ、メンタルヘルスへの関心を高める一助となることを期待しています。これからの時代、悩みを抱えることは決して特別なことではなく、その相談を受けることが当たり前な社会が望まれています。私たち全員が当たり前に相談できる世界を、リマインと共に目指していきましょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社リマイン
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4丁目3-1城山トラストタワー4階
- 電話番号
-
080-6594-3746