グローバル調達のプロ集団PROKURAが日本市場に参入
デンマークに本社を置く独立系コンサルティングファームPROKURA(プロキュラ)が、東京オフィス内に日本市場に向けた拠点を新たに設立したとの発表がありました。日本の企業がグローバルに展開する中で、調達やサプライチェーンの革新が求められている今日、この新たな拠点設立は日本企業にとって大きな意味を持ちます。
PROKURAは2008年に設立され、主に欧州市場で調達とサプライチェーンに特化したサービスを提供しています。2021年12月には、A.T. カーニーのグループカンパニーとなり、コペンハーゲンを本社に、ミュンヘン、オスロ、ロンドン、リヤドといった国際的な拠点を展開。東京はアジア初となる拠点であり、これにより日本企業へのサービス提供が一層強化されます。
日本のコンサルタントチームが構成されるこの新拠点は、KearneyおよびPROKURAの国際メンバーと密接に協力し、現地企業のサプライチェーンと調達戦略の変革に従事します。これは企業が直面する課題の解決に直結し、今後の日本市場での競争力を高めることにつながるでしょう。
A.T. カーニーのアジアパシフィック代表であり日本代表を務める関灘茂氏は、「多くの日本企業が、国内外での調達や生産、物流の変革を加速させています。しかし日本特有の商習慣や複雑な業務プロセスが障害となり、その投資が難航するケースもあります。PROKURAの専門家集団と協力することで、これらの課題を解決し、具体的な成果を持続的に提供できるよう努めます」と語っています。
PROKURAのパートナーであるChristian Svane氏も、「我々は、実際に成果を生み出すことを重視しています。クライアントの組織能力を引き上げるだけでなく、密接に連携していくことで実行性を確保しています」と、自信を持って述べています。
これにより日本の企業が持続可能な成長を果たし、国際市場において競争力を保つことが期待されます。日本企業の皆様にとって、新たな視点と専門的な支援を受けるチャンスとなるでしょう。
この新たな拠点設立により、理解しやすい手法、強力なネットワーク、そして実践を伴ったアプローチがもたらされることが期待されます。PROKURAは、日本の企業に対してテーラーメイドな支援を行い、成長を加速させるための力強いパートナーとなることでしょう。
PROKURAの詳細については、
PROKURA公式ウェブサイトをご覧ください。