新農業資材の挑戦
2025-09-02 12:33:02

鹿児島発の新農業資材「オリジンジオ(R)」の挑戦と未来への希望

鹿児島発の新農業資材「オリジンジオ(R)」の挑戦



2025年7月1日、鹿児島市に本社を構える合同会社ethicalT.が、クラウドファンディング型ふるさと納税プラットフォーム「ふるさと納税forGood」を通じて新たなプロジェクトを始めました。このプロジェクトは、鹿児島の農業課題に立ち向かい、「火山の恵みで“痩せた農地”に希望を!」という理念のもと、ユニークな土壌改良資材「オリジンジオ(R)」の活用を目指しています。

プロジェクトの背景


鹿児島県は全国で2位の農業産出額を持ちますが、農家の収入は依然として低迷しています。その大きな原因は、「シラス台地」と呼ばれる、火山灰によって作られた非常に水はけの良い土壌です。この特性により、水分や肥料が地中深く流出し、安定した収穫物の確保が難しいのが実情です。そこで、ethicalT.はこの問題解決を図るため、自社で開発した「オリジンジオ(R)」を利用します。

「オリジンジオ(R)」の特徴と効果


「オリジンジオ(R)」は、有機JAS適合の土壌改良資材で、3万年前の火山灰を微細化・加工した製品です。この資材は、水分の保持力や肥料の保持力を向上させ、さらには植物自身の環境耐性を強化します。農業生産者は、この資材を使うことで連作障害に悩まされることなく、より良い作物を育成することが可能になります。

実際に、「オリジンジオ(R)」を利用した農家からは「土が良くなった」「収穫量が増えた」との嬉しい声が聞かれています。また、肥料と農薬の使用を減らすことで、環境負荷を下げる取り組みとしても注目されています。

持続可能な農業の実現へ


「オリジンジオ(R)」は、年々悪化する気候変動や、農業の持続可能性を考慮した新しい技術です。クリエイティブな思考で、農業における「マイナス」を「資源」に変え、シラス台地に新たな可能性を見出しています。その結果、農家の手取り向上にもつながることを目指しています。

実はすでにこの資材を導入した農家では、無駄のない資源利用や生産性の向上が実現されつつあり、持続可能な農業へとシフトしています。

代表の想いと地域貢献


ethicalT.の代表である上原直子さんは、「私たちは、地域の資源を活用し、農業の“苦しみ”を“誇り”に変えたい」と述べています。子どもや孫に誇れる農業を残すため、地域より良い未来を築くプロジェクトに力を入れています。この温かい思いが、地元の農家や消費者への信頼にもつながるのです。

最後に


シラス台地によって苦労し続けた鹿児島の農業。私たちは、ここに可能性があると信じており、「オリジンジオ(R)」がその希望の光になるでしょう。この取り組みには、多くの支援が必要です。鹿児島の未来のために、皆様の応援を待っています。私たちは、「環境に優しく、暮らしをより良く」という理念のもと、今後も持続可能な農業に取り組んでいきます。


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会社情報

会社名
合同会社ethicalT.
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電話番号

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