GXリーグの設立
2025-07-16 13:01:19

NTTドコモビジネス、ユニ・チャーム、デロイトがGXリーグ設立

新たなワーキング・グループの設立



最近、NTTドコモビジネス株式会社、ユニ・チャーム株式会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社の3社が共同で「中間排出事業者を通じたグリーン市場創造検討ワーキング・グループ」を設立しました。このプロジェクトは、日本の経済産業省が推進するGXリーグの一環で、脱炭素社会を実現するための不可欠な活動となるでしょう。

GXリーグについて



GXリーグは2023年に設立され、2030年と2050年のカーボンニュートラル目標に向けた具体的な取り組みを企業が協力して進めるプラットフォームです。参加する企業は技術革新や持続可能なビジネスモデルの構築、環境に配慮した新市場の創出などを実現するために活動しています。これにより、カーボンニュートラルの実現をより早く達成することが期待されています。

設立の背景と意義



脱炭素社会の実現には、持続可能な経済活動を支える市場の整備が必要です。環境に配慮した商品やサービスの選択肢が増える中、それらの価値を適切に評価し伝えることが求められています。しかし現在、環境価値の評価や表示手法には明確な基準が不足しており、企業が単独で対処するには限界があります。そこで、このワーキング・グループは、中間排出事業者が集まり、共通課題を整理し、解決のための仕組みづくりを進めるために設立されたのです。

検討内容と活動方針



本WGは、消費財といった軽工業を中心に、グリーン市場形成と健全な経済活動の両立を図るための施策を検討します。具体的には、製品単位での環境価値の定義と可視化、消費者への訴求方法、さらには第三者による信頼性確認の仕組みを議論します。
また、「データ流通の在り方検討サブ・ワーキング・グループ」を設け、サプライヤーとメーカー間のデータ連携についても検討を深めていく計画です。この活動は、業種や企業規模を問わず広く参加を呼びかけており、産業界全体で持続可能な取り組みを進めることを目指しています。

各社の役割



各社の役割も明確にされています。ユニ・チャームが全体の進行および成果をまとめる幹事企業となり、NTTドコモビジネスはデータ流通面での知見を生かしてリーダーシップを発揮します。デロイト トーマツは多様な企業支援の実績を基に、議論の設計と推進を行います。これにより、チームでの協力を通じて、新たな価値創造と持続可能な社会の実現を目指します。

私たちの活動は、地域や企業が自律的に成長できる社会を実現するための一助となることを目指しています。


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会社情報

会社名
NTTドコモビジネス株式会社
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