奄美大島の猫保護
2025-07-15 15:18:31

奄美大島の外猫ゼロを目指す!クラウドファンディング始動

奄美大島の外猫ゼロを目指すプロジェクト



奄美大島は、世界自然遺産に登録されている美しい島ですが、同時に「ノネコ」という野生化した猫が生態系に悪影響を与えています。この問題を解決するため、一般社団法人奄美猫部が新たな取り組みを始めることを決定しました。

1. 奄美猫部とは?



奄美猫部は、奄美大島における猫の保護と持続可能な自然共生を目指して、2014年から活動を行っている団体です。本部となるcafeCOVO TANAでは、保護猫カフェ「gatti」を運営し、猫の保護と譲渡を行っています。

2. クラウドファンディングの目的



今回、奄美猫部は外猫ゼロを目指すため、特に受け入れ先の少ない猫たち(猫エイズキャリアや傷病猫)の保護をスムーズに行うための「トレーラーハウス型シェルター」の設置を計画しています。このシェルターの設置には、1,660万円の資金が必要で、2025年6月17日から8月31日の間にCAMPFIREでクラウドファンディングを行います。

3. 現在の猫問題とその対策



奄美大島では、ノネコが在来種を捕食し、生態系に深刻な影響を及ぼしています。環境省は2018年からノネコの捕獲を開始しましたが、その際には殺処分に対する強い反対意見もあり、議論が白熱しています。奄美猫部は、この複雑な状況の中で、野良猫の生息調査や適正飼育の啓発活動を行っています。

- 野良猫の生息調査


2019年以降、奄美猫部は市街地を中心とする野良猫の生息調査を行い、地域の協力を得ています。調査から得たデータは、ノネコ問題解決への重要なステップです。

- ペット防災の取り組み


災害時には、ペットと一緒に避難するための「同室避難」の仕組みを広げる活動も行っています。現状、奄美大島には動物愛護センターがないため、その役割を果たすべく必死に取り組んでいます。

4. トレーラーハウス型シェルターのメリット



今回計画しているトレーラーハウス型シェルターでは、症状別に猫を隔離できるスペースを設けることができます。これにより、感染症拡大の防止や早期の保護が可能になります。実際、現在は狭いケージでの隔離飼育が行われているため、保護猫の譲渡が進まない要因になっています。

5. 支援のお願い



奄美猫部は、自身の活動の意義を理解してもらい、全国の皆さまの温かい支援をお願いしています。クラウドファンディングのリターンには、猫カフェgattiのオリジナルグッズや奄美の特産品が用意されています。地域に根差したこの活動に、ぜひともご協力をお願いいたします。

6. 今後のスケジュール



クラウドファンディングを経て、最短で2025年1月にはシェルターの運営をスタートする予定です。奄美大島の猫たちが安全に過ごせる環境を整えるため、全力で取り組んでまいります。

詳細情報


  • - 毎日猫たちの元気な姿が見られる猫カフェgatti
  • - 場所: 鹿児島県奄美市名瀬大熊町1-8
  • - ホームページ: 奄美猫部公式サイト

奄美大島の未来のために、ぜひあなたの力を貸してください。


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会社情報

会社名
一般社団法人奄美猫部
住所
鹿児島県奄美市名瀬大熊町1-8
電話番号
0997-58-7000

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