全種目無料生中継！『IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025』がABEMAで開催

2025年『IFSCクライミンググランドファイナルズ』福岡で無料生中継

2025年10月23日（木）から26日（日）にかけて、福岡で開催される『IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025』が、 ABEMAによって全種目無料で生中継されることが決定しました。この大会は、国際スポーツクライミング連盟（IFSC）によって取り組まれる高度なスポーツイベントです。特に注目されるのは、男女混合の国別対抗戦と日本初開催となるパラクライミングの国際大会が同時に実施される点です。

解説者が決定

今回の生中継では、クライミングディレクターの宮澤克明氏とプロフリークライマーの野口啓代氏が解説を担当します。23日（木）には、国別対抗ボルダー予選やリード予選が行われ、24日（金）にはボルダー敗者復活戦とリード決勝、25日（土）にはボルダー決勝が予定されています。そして、26日（日）にはパラクライミング決勝とエキシビションが行われる予定です。

宮澤氏は、選手たちの戦略やテクニックを観客に伝え、競技の魅力を引き出すでしょう。また、野口氏はパラクライミングのセッションを担当し、選手たちの熱戦を詳しく解説する予定です。

オリンピックメダリストの挑戦

大会出場者の中には、パリオリンピック男子ボルダー&リード銀メダリストの安楽宙斗選手も含まれています。安楽選手は「競技をする機会があまり日本ではないため、ぜひ観客の皆様にも楽しんでいただきたい」と語り、試合そのものだけでなく、他の競技者たちにも目を向けてほしいと述べています。

また、東京オリンピックで活躍した野中生萌選手も「自国開催なので、日本の方々の前で最高のパフォーマンスを披露したい」と意気込んでいます。特に、彼女のフィジカルとパワーの強さに注目してほしいと呼びかけています。

国別対抗戦とパラクライミング

今回の国別対抗戦では、オリンピック種目としても期待される「チーム対抗形式」が採用され、選手たちは自分の国を背負って競い合います。この新しいスタイルは、勝敗を超えた連携や戦略性が求められ、観客にとってもよりドラマチックな試合展開が期待されます。

パラクライミングも注目されており、世代を超えたパラリンピアンを発掘し、競技人口の拡大を図ることを目指しています。このように、『IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025』は、様々な形でクライミングの新たな魅力を引き出す大会となるでしょう。