オフィスマーケット2025年11月号発表
2025年10月度のデータを用いた三幸エステート株式会社の最新報告が発表され、東京都心5区および全国6大都市における大規模ビルの市場動向が明らかになりました。本レポートでは、空室率や潜在空室率、募集賃料に関する詳細な情報が提供されています。
東京都心5区の空室率について
東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大規模ビルの空室率は、前月比で0.07ポイント低下し、約1.38%となりました。この下落は、企業の拡張移転や館内増床に伴う空室の消化が進んでいることを表しています。また、潜在空室率も前月比で0.26ポイント低下し、2020年5月以来の2%台となる2.79%を記録しました。これにより、空室率と潜在空室率はともに8ヵ月連続で下落し、低下傾向が持続しています。
募集賃料の動向
募集賃料については、約2年ぶりに前月から下落したものの、その下落幅はわずかで、依然として上昇傾向が続いていると考えられています。募集面積は2020年4月以来、20万坪台に減少しました。この状況は、新築ビルへの移転後のテナントが想定以上に二次空室を発生させていないことを意味し、都心部の主要エリアでの物件の品薄感が一層強まっています。
募集賃料の前年同月比
2024年2月以降、募集賃料は21ヵ月連続で前年同月比プラスを維持。2025年9月のプラス幅は8.4%に達し、これまでのコロナ禍前のピークであった2020年3月を上回る水準となっています。この安定したトレンドは、今後も上昇傾向が続くことを示唆しています。
アナリストの視点
マーケットのアナリストによれば、現在のオフィス需要は非常に活発です。しかし、2026年から2028年の間、平均供給量は、年間11万坪という比較的低い数値に留まる見込みです。2029年には大量供給が予定されていましたが、竣工時期の遅れが予想されており、供給過剰のリスクは軽減されるとも考えられています。
このように、オフィス市場は依然として動きがあり、需給バランスは徐々に安定しているようです。今後も三幸エステートの発表を注視していきたいところです。
会社の概要
三幸エステート株式会社は、1977年に設立され、企業のオフィス戦略を総合的に支援しています。最適なワークプレイスの検証や提案に加え、賃貸オフィスビルの選定、仲介、そしてプロジェクト遂行に不可欠なマネジメント機能の提供など、オフィスに関する幅広いニーズに対応しています。
詳細な情報は、
三幸エステートの公式サイトからもご覧いただけます。