第71回日本透析医学会学術集会開催
2026年6月19日から21日にかけて、神戸国際会議場で第71回日本透析医学会学術集会が行われ、約330名の医療従事者が参加しました。今年のテーマは「EMPOWER THE PEOPLE.腎代替療法に活力を」で、最新の透析医療に関する情報が交換されました。
ランチョンセミナーの実施
この学術集会の中で、日本トリムが共催したランチョンセミナー「透析患者のQOL向上を目指す電解水透析」が6月21日に開催されました。セミナーには医師や臨床工学技士などが集まり、透析に関わる重要な議題が取り上げられました。昨年は約270名の参加者だったため、参加者の増加は電解水透析への関心の高まりを示しています。
講演内容
セミナーでは、2つの講演が行われました。
1.
「当院における電解水透析システムの導入と今後の期待」
司会は湘南鎌倉総合病院の院長小林修三先生が担当し、西尾信一郎先生が登壇しました。講演では、電解水透析システム導入までの経緯や実施した結果、さらには透析後の疲労に関する調査結果が報告されました。参加者からは、自宅生活に支障が出るほどの疲労を訴える意見が多く寄せられ、透析患者への配慮が必要であることが示されました。
2.
「透析疲労とエネルギー代謝〜見えてきた基本病態〜」
司会は竜崎崇和先生が務め、中山昌明先生による講演が行われました。アメリカのNIHの研究にも言及され、透析後疲労のメカニズムや、その軽減に向けての電解水透析の有用性が示唆されました。特にミトコンドリアの機能不全と酸化ストレスが透析疲労に関連する可能性についても触れられました。
展示ブースの概要
学術集会において、日本トリムは出展ブースも設け、電解水透析の仕組みや導入実績、研究結果を広く紹介しました。ブースには多数の医療従事者が来訪し、関心を寄せていました。このような場での情報共有は、透析医療の未来に向けた重要なステップです。
日本透析医学会について
日本透析医学会は1968年に設立され、透析療法の発展を目的とする学術団体です。学術集会では専門職や研究者が一堂に集い、最新情報の交換と議論が行われており、医療の質向上に貢献しています。
日本トリムについて
株式会社日本トリムは、1982年に設立され、電解水素水整水器・電解水透析技術を開発してきました。透析医療においても新たな選択肢として注目されており、患者の生活の質を向上させる取り組みを続けています。現在、国内37施設にこの技術が導入されており、大きな成果を上げています。
このように、透析医療は日々進化を遂げており、日本トリムもその一翼を担っています。今後も多くの患者へ支援を続けていきたいものです。