アスクル、大人用おむつシリーズを革新!
アスクル株式会社が運営する介護支援用品の大人用おむつシリーズが2025年1月22日より大規模にリニューアルされる。本シリーズは、事業所向け通販「ASKUL」と個人向け通販「LOHACO」で展開され、主にパッケージデザインの変更とラインナップの豊かな拡充がなされる。
リニューアルのポイント
今回のリニューアルでは、人手不足が課題となっている介護現場での業務効率化をサポートし、着用者に対する抵抗感を軽減することを目指しています。新しいパッケージは、サイズ・機能・形状の情報を一目で確認できるように改善され、どの方向からでも見やすくなりました。この変更により、介護職員が従来よりも短時間で必要な情報を確認できるようになります。
また、新たに高吸収パンツタイプが加わることで、着用者の状態に応じた選択が可能になり、介護職の体力・時間負担も軽減される見込みです。この新商品シリーズは、活動的なシニア層や身体の不自由な方々だけでなく、一般の人々が利用しやすくなっています。
開発の背景
介護現場でのニーズの変化を受けて、アスクルはこれまで10年以上にわたり、大人用おむつのオリジナル商品を展開してきました。しかし2025年問題と呼ばれる後期高齢者の急増を見据えた結果、介護施設の職員と在宅介護を実施している市場ニーズを深く理解するため、アンケートやインタビューをこなした。その結果、ユーザーの切実な声に基づいてリニューアルへの進展がなされました。特に、サイズや機能、形状がわかりやすいことが多くの介護専門職から求められており、従来のラベリングに頼る手間を削減するアプローチがとられています。
商品の特徴
1. 見やすいパッケージデザイン
新しいパッケージデザインは、サイズや機能の情報がまとまって分かりやすく記載されており、どのように置いても視認性が高いという特長を持っています。これにより、介護職の負担が大きな軽減につながるでしょう。
2. 商品ラインナップの拡充
ラインナップは従来のうす型パンツに加え、新たに高吸収パンツが追加されます。これにより、夜間など長時間の交換が求められるケースに対応でき、介護現場での体力の負担が軽減されるだけでなく、着用者の生活リズムもサポートします。
3. エイジレスでジェンダーレスなデザイン
商品パッケージは従来の老人のイラストを排除し、性別や年齢にとらわれないデザインを採用。これにより、着用者が購入する際の抵抗感をできるだけ減少させています。リニューアルされたパッケージは、柔らかな色合いと温かみが感じられるデザインを採用し、どんなシチュエーションでも目にすることに違和感がないよう配慮されています。
アスクルの今後の取り組み
アスクルは今後もメディカル事業の重要性を認識し、医療用消耗品の提供を強化していく方針です。高齢化社会におけるニーズに適応するため、持続可能な商品とサービスを通じてエシカルな社会づくりに貢献するでしょう。
今後の進展にも注目が集まる中、介護職員やその周辺にいる方々の負担を軽減し、より快適な生活をサポートすることが期待されます。アスクルが新たに展開するこの大人用おむつシリーズが、介護の現場でどのように役立つのか、今後その成果を見守っていきたい。