ウォーターデザインジャパンが世界的なアクセラレーションプログラムに参画
株式会社ウォーターデザインジャパン(以下、WDJ)は、Plug and Play Japanが提供するSummer/Fall 2020 Batch IoT部門において採択されました。このプログラムは、世界中のスタートアップに対して支援を行い、特に革新的な技術やビジネスモデルを持つ企業に焦点を当てています。WDJは、日本の水道管に設置可能なウルトラファインバブル生成機「UFB DUAL™」を提供しており、今回の採択によって更なる飛躍が期待されています。
Plug and Play Japanとは?
Plug and Play Japanは、グローバル・ベンチャーキャピタルであり、革新的なビジネスアイデアとスタートアップを育成することを目的としています。3ヶ月のプログラム期間中、WDJは国内外のスタートアップや38社の公式パートナーとともに、業界全体のテーマに基づいたネットワーク構築とビジネス発展に向けた活動を行います。今回のBatchでは、特に注目されている6つのテーマ(IoT、Fintech、Insurtech、Mobility、Brand & Retail、Hardtech & Health)が設定され、WDJはIoT部門に選ばれました。
UFB DUAL™の革新性
「UFB DUAL™」は、目に見えないほど非常に小さなウルトラファインバブルを生成する機器で、その特性によって様々な分野で活用されています。具体的には、洗浄効果や農作物の成長促進、さらには美容分野でも活躍が期待されています。この技術は、洗顔や頭皮洗浄などにおいても大きな効果を発揮することから、新たなナノテク化粧品の開発にも寄与しています。
UFB DUAL™の特徴は、以下の2点に集約されます:
1.
独自の泡生成法:外的な空気を一切使用せず、水中に存在する空気成分のみで泡を生成します。これにより、外気に含まれる菌や不純物が混入するリスクを回避。
2.
安定した水圧・水量:お客様がストレスなく使用できるよう工夫されており、製品の構造特許を取得しています。これによって、水圧や水量が極力落ちることなく安定した性能が保持されています。
未来に向けた展望
WDJは、すでに日本国内で5,000ヶ所以上の導入実績を持ち、病院の透析機械への導入も行われた実績があります。その効果は、2019年に開催された日本透析協会の学会で発表され、多くの注目を集めました。また、2020年のスタートアップワールドカップ大阪大会においても優勝し、サントリー賞を獲得するなど、国内外での評価が高まっています。
今後、WDJはPlug and Play Japanのプログラムを通じてさらに成長し、海外展開にも力を入れていく予定です。これにより、ウルトラファインバブル技術の可能性を広げ、様々な業界への応用を目指すことが期待されます。詳細な情報については、公式ウェブサイト(
ウォーターデザインジャパン)までお問い合わせください。