ラマヌジャンの物語
2016-06-01 09:30:02

映画『ザ・マン・フー・ニュー・インフィニティ』が47カ国で公開、数学者ラマヌジャンの物語を描く

映画『ザ・マン・フー・ニュー・インフィニティ』の全貌



日系企業であるMarcys Holdings Pte Ltdが製作協力した映画『ザ・マン・フー・ニュー・インフィニティ』が、世界47カ国での公開を迎えました。本作は、インドの天才数学者Srinivasa Ramanujan(シュリニヴァーサ・ラマヌジャン)の半生を描いた感動的な実話に基づくヒューマンドラマです。

ラマヌジャンの生涯と数学の魅力



本映画は、1910年代に南インドの貧しい家庭に生まれたラマヌジャンが、彼の優れた直感を駆使してさまざまな数学定理を発見し、ケンブリッジ大学の数学者と出会い、友情を育んでいく様子を描いています。ラマヌジャンが発明した数式が、後のブラックホールの解明に繋がることになるとの点でも、彼の業績は非常に大きな意味を持っています。

この映画は、作家Robert Kanigel(ロバート・カニーゲル)の評伝『無限の天才-夭逝の数学者・ラマヌジャン』をもとに、監督Matthew Brown(マシュー・ブラウン)が手がけました。ラマヌジャンの短い生涯を通して、数学の美しさとその影響力を観客に伝えます。

豪華キャストの魅力



主演は、映画『スラムドッグ$ミリオネア』で知られるイギリス人俳優デーヴ・パテール。彼の演技は多くの観客に感動を与えるでしょう。また、彼と共演するのは、アカデミー賞を受賞した実力派俳優ジェレミー・アイアンズです。彼が演じる役は、ラマヌジャンの才能を引き出す重要な人物となります。

このように、才能ある俳優たちが集結したことも本作の魅力の一つとなっています。

8年の歳月を経てついに実現



この映画の製作は、実に8年もの歳月を要しましたが、Marcys Holdings Pte Ltdの関与により、2014年に映画化が実現しました。同社の創業者でありCEOの田中雅祥氏がエグゼクティブプロデューサーとして名を連ね、質の高い制作を支えました。

映画はイギリスで4月8日に公開され、アメリカの公開は4月29日。そして、シンガポールでは5月19日から上映が始まり、順次ほかの国々でも観客のもとへ届けられます。

有名人の支持



アメリカでの公開に先駆け、試写会に参加したGoogle CEOのサンダー・ピチャイやFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグが、ラマヌジャンに名を冠した基金を設立することを発表しました。これは、ラマヌジャンの業績が現代にも大きな影響を及ぼしていることを示す一例です。

日本の文化を世界に発信する企業



Marcys Holdings Pte Ltdは、2012年にシンガポールで設立され、映画やテレビの制作、プロデュースを通じて日本の文化を世界に広めることを目指しています。現在、同社はアメリカ、インド、オーストラリア、イギリス、中東、シンガポールなど、国際的なネットワークを形成し、様々な国々とのコラボレーションを進めています。

次なるプロジェクト



さらに、Marcys Holdings Pte Ltdは、次回作となる『ダマスカス・カバー』の編集を夏までに完了し、国際映画祭への出品を計画しています。この作品は、スパイ・スリラー小説家ハワード・カプランの作品に基づいています。

映画『ザ・マン・フー・ニュー・インフィニティ』は、ラマヌジャンの人生を通じて、数学の美しさと人間の絆を描いた感動作です。是非、劇場でその素晴らしいストーリーを体験してみてください。

会社情報

会社名
Marcys Holdings Pte Ltd
住所
Singapore10 Anson road, #03-27 International Plaza
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。