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プネ大学で日本語学習の新たな取り組み

インドのプネ大学が、アジアの理系外国人学生の日本での就職を後押しする新たなプログラム「Study Go Work JAPAN 日本語授業」の継続学習プランをスタートしました。このプランは、内定を得た学生向けにビジネス日本語や日本特有の慣習を教えることを目的としています。

プネ大学は、700を超えるカレッジが所属する認知度の高い大学で、地域の治安の良さから「東のオックスフォード」とも称されます。ここで実施される「Study Go Work JAPAN プログラム」は、2019年から年2回にわたり継続学習プランを提供しており、今回で3回目の実施となります。受講生は、基本的な日本語のレベルに達しているものの、さらなるスキル向上を目指します。

日本語習得のための実践的アプローチ

この継続学習プランでは、具体的なビジネスシーンで頻繁に使用される日本語表現を集中的に練習します。自己紹介、顧客訪問時の挨拶、電話対応に至るまで、さまざまなシチュエーションに応じた会話を学ぶことができます。また、日本の企業文化において特に重視される報連相（報告・連絡・相談）の重要性についても指導されます。

ビジネス日本語の授業では、日本で働く先輩インド人の経験を踏まえた実践的なカリキュラムが組まれており、物件情報の確認や不動産業者とのやり取り、公共交通機関を利用する際の注意点など、実際の生活に役立つ情報が提供されます。これにより、受講生は日本での生活に対する不安を軽減し、よりスムーズな移行が可能となるのです。

プログラムの背景と意義

「Study Go Work JAPAN」に関しては、アジア9か国から送られる理系外国人学生に向けた支援内容で、大学内で無料で日本語授業を提供するプログラムです。そして、学生たちは無料で日本に招待され、実際の企業面接を受けることができます。面接会では120社以上の日本企業が参加し、効率的な選考を行っています。

最後に

日本のビジネスシーンで活躍したいと考える学生にとって、この継続学習プランは大きなチャンスです。日本語力を高め、自信をつけることで、理系のスキルを持つインド人学生が日本でのキャリアを切り開くための重要な一歩となるでしょう。

プネ大学及びASIA to JAPANによるこの取り組みが、今後も多くの学生に希望を与えることを期待しています。

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