アフガニスタン地震被災者支援のクラウドファンディングが開始されました

アフガニスタン地震被災者支援クラウドファンディングの開始

認定NPO法人REALs（リアルズ）は、アフガニスタン東部で発生した地震による被災者支援のために、クラウドファンディングをスタートしました。このプロジェクトは「緊急支援：アフガニスタン地震の被災者へ支援を」というタイトルで、「READYFOR」というクラウドファンディングサービスを通じて行われ、現在2025年10月31日まで支援を募っています。

地震に伴う甚大な被害

2025年9月1日、アフガニスタンのナンガルハル州とクナール州を襲ったマグニチュード6.0の地震は深さ8kmの震源のため、大きな被害をもたらしました。9月3日の時点で確認された情報では、少なくとも1,400人が命を落とし、3,100人以上が重傷を負い、約5,400棟の住宅が被災しています。特に震源地近くのクナール州の村々は壊滅的な被害に苦しみ、子どもたちを含む多くの命が失われています。

人道的危機に直面するアフガニスタン

2021年8月にタリバンが権力を掌握して以来、アフガニスタンでは人々が直面している状況が極めて困難となっています。女性の教育制限や国際支援の制約により、1,500万人以上が支援を必要としており、350万人の子どもが重度の栄養不足の状態にあります。今回の地震は、既に厳しい環境にいる人々にさらなる打撃を与えました。REALsでは、これまでにアフガニスタンで脅迫や暗殺予告を受けた1,500人以上を安全な場所へ避難させ、6万人に対しても食料や現金支援を行っています。

REALsの支援活動

アフガニスタンにおける緊急支援では、以下の活動が計画されています：

- 食料や水、衛生用品、毛布、医療用品などの緊急支援物資の配布
- 被災地のニーズに応じた追加支援または緊急サービスの提供

このプロジェクトの詳細は、こちらのリンクからご覧いただけます。今回の支援は目標金額100万円、セカンド目標は500万円を設定しており、9月3日には目標初回は達成の見込みです。

ご支援のお願い

1人でも多くの命を救うために、一日でも早く安らかな生活を取り戻せるよう、皆さまのご支援をお願い申し上げます。私たちは、また一度危険な目に遭った地域の人々とともに、平和を取り戻すために行動しています。

REALsについて

認定NPO法人REALs（Reach Alternatives）は、1999年に設立されて以来、16カ国で紛争やテロからの被害者を支援してきました。シリア、ガザ、アフガニスタン、トルコ、南スーダン、ケニアなどで活動し、持続可能な平和の実現を目指しています。公式ウェブサイトにて、更なる情報をご覧いただけます。公式ウェブサイト