災害対策エグゼクティブプログラム説明会のご案内
東京大学大学院情報学環が提供する「災害対策エグゼクティブプログラム(DSEP)」の2026年度入学説明会が、12月20日と1月10に開催される。このプログラムは、自然災害や感染症、サイバー攻撃など多様なリスクに対応できる「危機に強いリーダー」を育成するために設計されている。
プログラムの概要
DSEPは、災害対策を8つの分野に体系化し、自然科学と社会科学の観点から学ぶことができる。カリキュラムには、サイバー犯罪、法医学、組織危機管理といった多岐にわたるテーマが盛り込まれている。また、プログラムは国際色豊かで、過去には上場企業の経営者や医師、弁護士、さらには政治家など、さまざまな背景を持つ受講生が参加した。第1期の参加者は28名、第2期では30名に増加し、外国人参加者も増えている。
説明会の内容
説明会では、DSEPの特徴や実際の学習内容、受講後のキャリア形成やネットワーク構築について、担当教員や現役受講生から直接話を聞ける機会が用意されている。「どのような知識が得られるのか」「仕事との両立はどうか」といった個別の質問にも対応できるため、参加者は自分の関心事について詳しく知ることができる。
開催日程
- - 第1回:2025年12月20日(土)10:00–11:00
- - 第2回:2026年1月10日(土)10:00–11:00
これらは同一内容であるため、参加しやすい日程を選べる。
参加方法
会場は東京大学生産技術研究所内会議室で、オンライン形式(Zoom)でも同時開催されるので、全国どこからでも参加可能だ。また、社会人であれば経験や所属を問わず参加できる。
受講生の体験談
これまでの受講生からも賛同の声が寄せられている。
- - 「自分の業界だけでは得られない視点が得られた」
- - 「異なる分野の人々と議論ができるのが刺激的」
- - 「講義内容が実務に直結する形で身に付いた」
- - 「課題テーマが整理され、今後の方向性が明確になった」
- - 「防災の問題が自分ごととして捉えることができた」
DSEPを通じて多くの受講生が、視野や仲間、スキルを同時に得たことを実感している。
プログラム詳細
2026年度DSEPは、開講期間が2026年4月から2027年2月までの約10ヶ月である。受講形態はオンラインと対面のハイブリッド方式で、オンラインだけでの修了も可能。修了者には東京大学から「履修証明書」が発行される。受講料は88万円(推薦者あり)または110万円(推薦者なし)で、定員は約18名、最低開講人数は10名となっている。
お問い合わせ
参加を希望される方は、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。
東京大学大学院情報学環
准教授 沼田 宗純
Email:
[email protected]
ぜひこの貴重な機会を逃さず、次世代のリーダーとしての第一歩を踏み出してほしい。