酒の未来を共に創る
2025-04-30 13:35:23

法政大学生が挑む酒の新たな価値創造プロジェクト

法政大学生が挑む酒の新たな価値創造プロジェクト



はじめに


2024年4月から2025年4月にかけて、法政大学の諸上ゼミが株式会社2daysと連携し、「オサケア」の販路拡大に取り組むプロジェクトが実施されました。このプロジェクトは、若者と高齢者を含む多様な世代が、お酒をより楽しむための新しいアイデアを生み出すことを目指しています。

OSACAREとは?


株式会社2daysが提供するOSACAREは、個々のユーザーに合わせたお酒のケアを行うサービスです。遺伝子検査キットや、個人のアルコール耐性に見合ったサプリメントの販売を通じて、健康的なお酒ライフを提供しています。このプログラムは主にオンライン販売を行っていましたが、今回は居酒屋での販売を模索しました。

テストマーケティングの実施


新たな販路拡大のために、法政大学の協力を得て、2つの異なる店舗でのテストマーケティングを実施。1つ目は若者と外国人観光客が多い居酒屋、2つ目は常連客が多数を占めるスナックです。そこでは、以下の施策が行われました。

1. 都内居酒屋での施策


居酒屋施策では、次のような取り組みがありました。
  • - 三角柱の設置: 食卓の上に設置し、酔いがピークに達する前にトイレに誘導しつつOSACAREを広める内容に。
  • - 間違い探しポスター: トイレのドアに掲示し、酔っている自覚を促す工夫。
  • - サプリ詳細ポスター: 商品の効果を分かりやすく伝え、購入を促進。
  • - 購入簡易化: ウォールポケットの設置やQRコードの導入で、スムーズな購入経路を提案しました。

この施策を通じて、お店の売上は約4倍に増加し、新たな販売の可能性を確認しました。ただし、外国人向けの施策については期待ほどの効果が得られませんでした。

2. 常連客向けのスナックでの施策


常連客がいるスナックでは、いくつかの戦略が展開されました。
  • - ポスターや卓上POPの設置: 健康的なお酒ライフの提案をし、購入意欲を喚起。
  • - メニューの工夫: お酒のタイプに合わせたサプリメントを提案し、自分の体質を確認する手助け。
  • - 成分表の配布: 高齢者の薬との飲み合わせの懸念を和らげるための詳細情報を提供しました。

プロジェクトの成果


約2ヵ月間のテスト結果をまとめると、新たな売上向上が見られた居酒屋の施策には高い評価がありましたが、高齢者層に向けたサプリメント販売は思ったほどの効果が見られず、今後の改善が必要とのこと。特に、若い客層のグループ購入の傾向を踏まえた戦略が求められることが分かりました。

まとめ


このプロジェクトを通じて、法政大学の学生たちはマーケティングや実際の店舗での販売プロセスを学び、多くの発見を得ることができました。学生たちと株式会社2daysの良好な連携により、新しい販路の可能性が広がったことは大いに評価されます。プロジェクトの成功を受け、これからの課題や改善点も見えてきたと言えるでしょう。今後もこのような産学連携が進むことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社2days
住所
東京都世田谷区用賀2-6-19
電話番号

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サードペディア百科事典: 東京都 法政大学 OSACARE 港区南青山 2days

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