@mobiでロボット開発
2022-09-30 09:26:20

革新の自律移動ソフトウェア『@mobi』で次世代ロボット開発を加速

自律移動ソフトウェア『@mobi』がもたらす革新



2023年10月3日、パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社は、自律移動ロボットや自動搬送車(AGV)の試作開発を効率化するソフトウェアパッケージ『@mobi(アットモビ)』の販売を開始しました。この新しいソフトウェアは、様々なロボットに対応し、開発が迅速に行える点が特長です。

『@mobi』の概要と特長



『@mobi』は、自律移動を実現するための包括的なソフトウェアパッケージです。ユーザーは、システムの要求に応じて選択可能なセンサやコントローラを組み合わせ、スマートフォンやPCを利用して簡単に操作することができます。例えば、操作画面で目的地や通過点を指定するだけで、自動的に最短経路を算出し、自律移動を実行可能です。これにより、ロボットの運用が一層柔軟になります。

さらに、さまざまなロボットに迅速に適用できるよう設計されており、2輪差動型やアッカーマン機構など、多様なタイプのロボットに対応しています。実際の動作確認にかかる時間は平均で2から4週間程度で、スピーディな開発が実現します。

開発背景と顧客ニーズ



パナソニック アドバンストテクノロジーは、長年にわたって集めてきた顧客の声を通じて、さまざまな課題を理解しました。その中で、オープンソースソフトウェアや市販ソフトウェアを使っても導入が難しい、または所望の性能が得られないという声が多く聞かれました。これらのニーズに応えるべく、@mobiは、必要なものを一括で提供し、エンジニアによるサポートも行うことで、顧客のロボットシステムをスムーズに機能させるための選択肢を提供しています。

強力な自律移動機能



具体的な機能としては、リアルタイムでの障害物回避や3Dセンシング技術が挙げられます。コントローラのセットアップにより、山や起伏のある地形でも自律的に移動が可能です。このように、高い精度で自己位置を推定し、様々な環境での運用が期待されます。

基本パッケージの内容



『@mobi』の基本構成には、自律移動コントローラが含まれ、自社のシステムに合わせたセンサの選定が可能です。さらに、操作用アプリケーションもスマートフォンやPCに対応しており、ユーザーが手軽に利用できるようになっています。これにより、 AGV(自動搬送車)やロボットアーム搭載の自走式ロボットなど、多様な用途に対して適用可能です。

まとめと今後の展望



今回の『@mobi』の導入により、自律移動ロボットの開発が大きく進展することが期待されます。業界の多様なニーズに応え、さらなるロボット技術の進化を支えるプラットフォームとなるでしょう。さらなる詳しい情報は、パナソニック アドバンストテクノロジーの公式サイトでご確認いただけます。

会社情報

会社名
パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6900-9742

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