ナレッジセンスが新たにリリースしたGPT-5対応機能
株式会社ナレッジセンスは、法人向けのChatGPTシステム「ChatSense」において、新しい追加学習機能を提供することを発表しました。この機能は、OpenAI社の最新AIモデルであるGPT-5に対応しており、企業が自社の独自データをChatGPTに安全に学習させ、より高精度な回答を得られるようになります。
作業の効率化と品質向上に貢献
近年、AIの導入が進む中で、業務効率やサービス品質の向上が期待されています。特にナレッジセンスの「ChatSense」は、これまで500社以上の大手企業や国公立法人に導入実績があり、セキュリティ面での強みが評価されています。新しく導入されたGPT-5対応の追加学習機能を使うことで、企業内での日々の業務をさらに効率化できるでしょう。
追加学習AI機能について
この新機能は、企業が保有するPDFやWordファイル、クラウドサービス(Box、OneDrive、Teams、Slackなど)のデータをAIに学習させることを可能にします。これにより、自社データに基づいたより的確な応答を得ることができ、業務プロセスが加速します。通常、データの連携先やファイルの数が増えるとAIの応答精度が低下しがちですが、GPT-5ではその無理を克服するための多くの改善が施されています。
RAG技術について
この追加学習機能にはRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術が活用されています。RAG技術を利用することで、AIはクラウドデータやファイルを効果的に参照し、指示に従った応答を生成する際の精度が格段に上がります。これまで以上に多くのデータをもとに、複雑な質問にも有益な答えを引き出せることが期待されています。
GPT-5の特長
GPT-5は、前世代のモデルよりも大幅に性能が向上しており、あらゆるベンチマークにおいて優れた結果を示しています。特に眼を引くのは、ハルシネーション(AIが架空の情報を生成する現象)の軽減、指示に対する従順さの改善、そして無理な調整を避けられるようになった点です。これにより、ユーザーはより信頼性のある情報を受け取ることができ、業務の決定に迷いが少なくなるでしょう。
ChatSenseの特長
ChatSenseには、実際に使ってみないとその良さが分からない法人向けの独自機能がたくさん用意されています。たとえば、エンタープライズプラン全てに共通するチャット内容をAIの学習から守る機能、プロンプトの社内共有機能、メンバーの一括管理機能などがあります。このような機能は、通常のChatGPTには見られないものばかりです。
まとめ
ナレッジセンスは、今後も生成AI技術を駆使した法人向けサービスを展開し、企業のデジタルトランスフォーメーションを後押ししていく方針です。新たにリリースされたGPT-5対応の追加学習AI機能を活用することで、多くの法人が業務効率の向上を実現することでしょう。詳細な情報は、公式ウェブサイトをお見逃しなく。
ChatSenseの詳細はこちら
お問い合わせについてはこちら