ソルガムきびの魅力
2019-08-26 09:30:05
アスリートに注目される米国産ソルガムきびの魅力を探るセミナーが開催
アスリートに選ばれる理由
2023年10月、関西で「第6回日本スポーツ栄養学会ランチョンセミナー」が開催されました。このセミナーでは、米国産のソルガムきびがアスリート向けの食材として注目されています。本イベントでは、多数の栄養士やアスリートが集まり、その特性や栄養価について深い議論が交わされました。
ソルガムきびとは?
ソルガムきびは、紀元前8000年から栽培されている穀物で、日本では「グレインソルガム」や「たかきび」とも呼ばれています。アメリカでは小麦に次ぐ重要な穀物として位置づけられ、特にホワイトソルガムきびは、グルテンフリー食品の素材として世界的に利用されています。少ない水で育つため、環境にも優しい点が注目されています。
セミナーの内容
セミナーは、吉谷佳代氏(パワーニュートリション)を座長に、3部構成で行われました。
第1部では、アメリカ穀物協会の星澤道代氏がソルガムきびの特性や調理法、またアメリカでのグルテンフリーとしての利用法について解説しました。
第2部に移ると、管理栄養士の橋本玲子氏がアスリートにおけるグルテンフリー食の普及やパフォーマンスへの影響についての研究結果を発表。ソルガムきびの栄養素として、食物繊維やミネラルが豊富であることが強調され、アスリートの食事にぜひ取り入れるべきだと提案されました。
ゲストスピーカーのトークセッション
第3部では、元プロ野球選手で現在は自然食カフェ「ナチュラル・キッチンイニングプラス」を経営する米野智人氏がゲストとして登壇。米野氏は、テニス選手のノバク・ジョコビッチ氏の著書に影響され、自身の選手時代からグルテンフリーを取り入れた経緯を語りました。また、その実践による体調の改善やパフォーマンス向上についても彼の体験談としてシェアされました。
セミナーでは、各部門の講師がアスリートに対し、ソルガムきびを取り入れることの意義や実体験を基にしたアドバイスを行い、満席となった参加者からは多くの質問が寄せられました。
参加者の反響
セミナー後のアンケートでは、「ソルガムきびを使ったグルテンフリー食品をぜひ試してみたい」という意見が多く見られました。また、グルテンフリーに関心を持つアスリートからは、その食事法を実際に採用している者の意見が参考になったという声もありました。
特に、ソルガムきびを利用したランチボックスの試食に関しては、「美味しかった」「違和感なく食べやすい」とのコメントが寄せられ、その好評が伺えました。
今後の展望
アメリカ穀物協会は、引き続きソルガムきびの利用促進や認知度向上に努めていく考えです。栄養価が高く、グルテンフリー食品としての可能性が広がるソルガムきびは、今後もアスリートや健康志向の人々にとって注目の食材となるでしょう。
このセミナーを通じて、ソルガムきびが提供する新たな栄養価と食の選択肢が多くの人に広まることが期待されます。ぜひ、次回のセミナーやイベントにも参加し、その魅力を体験してみてください。
会社情報
- 会社名
-
アメリカ穀物協会
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-2-20第三虎ノ門電気ビル 11階
- 電話番号
-
03-6206-1041