こどもと大人が共に考える『ウェルビーイング』の重要性
こどもたちの幸福度を向上させるために、私たち大人はどのような役割を果たせるのでしょうか。株式会社ベネッセホールディングスが運営する「ベネッセ ウェルビーイングLab」は、オンラインフォーラムを通じて、こどもたちのウェルビーイングについての重要な議題を議論します。このイベントは、11月9日(土)に開催され、「こどものウェルビーイングを考えよう」というテーマのもとに、様々な専門家や関係者が一堂に会します。
フォーラムの背景と目的
日本では、最近「こども大綱」が閣議決定されたことを受けて、こどものウェルビーイングが注目されています。実際、ユニセフのレポートによると、日本の子どもたちの幸福度は39か国中13位とされています。このことからも、精神的な健康や自己肯定感を向上させるためには何が必要なのか、社会全体での取り組みが求められています。
フォーラム当日は、公益財団法人Well-being for Planet Earthの代表理事、石川善樹氏がこどものウェルビーイングについての深い知見を共有します。また、ベネッセ ウェルビーイングLabの所長である豊泉桂子氏が、2024年の「こどもの声でハッとしたこと」というアンケート調査から得られたこどもの視点を紹介し、様々な経験を基に、こどもとの関わり方についての議論が行われます。
具体的なプログラム内容
フォーラムのプログラムは、以下のようになります:
石川善樹 氏
- テーマ1: 「こどもの声でハッとしたこと」から考える大人の関わり方
(幼児から小学生の保護者アンケートの結果をもとに)
- テーマ2: 「こどもの声を聴く」ってどうしたらいいのか
(こども主体の居場所づくりについての視点)
パネリストには、石川善樹氏、豊泉桂子氏、放課後NPOアフタースクールの代表、平岩国泰氏が参加します。
参加方法やアーカイブ配信について
このフォーラムはZoomウェビナー形式で実施され、参加は無料です。申込者にはイベント終了後にアーカイブ映像が配信される予定ですが、リアルタイムでの参加を推奨しています。参加希望の方は、事前に申込フォームから登録する必要があります。
最後に
こどものための幸福度を高めることは、社会全体の責任です。今回のフォーラムは、こどもたちがより良い環境で成長し、自己肯定感を持てるようになるために、私たち大人がどのような関わりを持つことができるのかを改めて考える機会です。ぜひ多くの方に参加していただき、未来のウェルビーイングについて考えていただきたいと思います。