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フォステクスによるヘッドホン組み立てワークショップ

日本の老舗オーディオ・メーカー、フォステクスが主催する特別なワークショップが、2023年9月2日と9月9日に開催されます。このイベントでは、自分だけのヘッドホンを自作し、プロの技を体験できる貴重な機会となっています。事前に「Makuake」で受付が始まっており、関心を持つ音楽愛好家の皆さんにとって見逃せない内容です。

ワークショップの内容

ワークショップでは、フォステクスの音響技術者から直接、ヘッドホンのチューニングを学ぶことができます。参加者は自分の好みや利用シーンに応じて、「重低音を強くしてほしい」や「ボーカルをしっかり聴きたい」といった具体的な要望を伝え、それに応じたアドバイスを受けながら、オリジナルのヘッドホンを完成させます。作り上げたヘッドホンはそのまま持ち帰ることができ、自宅でも楽しむことができます。

特にプレミアムプランに参加することで、開発エンジニアとのトークセッションに参加可能です。普段は聞けない開発の裏話や、試聴会では得られないような貴重な質問の機会が設けられ、さらには組み立てたヘッドホンの音響特性を測定し、世界に一つだけの周波数特性データを手に入れることもできます。これにより、耳で感じた音質と特性データを照らし合わせて楽しむことができます。

おうちプランについて

ワークショップに参加できない方のために、フォステクスは「おうちプラン」も用意しています。このプランでは、解説動画が提供され、自宅で好きな時間に見ながらヘッドホンを組み立てることができます。取扱説明書だけではわかりづらい部分も、動画を通じて詳しく解説されるため安心して挑戦できそうです。さらに、プロフェッショナルプランに参加することで、オンラインでのトークセッションにもアクセスでき、開発エンジニアから直接お話を聞くことができます。

RPKIT50について

今回のワークショップで使われるのは、「RPKIT50」と呼ばれるヘッドホン組み立てキットです。このキットは、独自開発のドライバーユニット「RP振動板」を搭載しており、モニター・ヘッドホンとしても高い評価を得ています。フォステクスのRP（Regular Phase）テクノロジーを採用した製品であり、1974年に誕生した第1号ヘッドホン「T50」以来、半世紀にわたって多くのアーティストやエンジニアに支持されています。音楽を聞くだけでなく、制作にも利用されるこのキットは、音質のクオリティを求める人々にとって最適な選択肢となるでしょう。

フォステクスについて

フォステクスは1973年に設立され、50年以上にわたって音響機器の開発に貢献しているブランドです。音楽を「聴く、創る、使う」全ての人々に満足してもらうため、日々努力を続けています。音の好みはそれぞれ異なるため、RPKIT50を通じて自分に合った「良い音」を見つけてもらい、それが豊かな生活につながることを願っています。音楽の楽しさを体験し、世界に一つだけのヘッドホンを作るこのワークショップに、ぜひ参加してみてください。

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