平塚信用金庫が実施した高校生向け金融経済教育
平塚信用金庫(理事長:尾上達也)は、地域貢献の一環として2024年12月2日から4日間、平塚市内の県立平塚江南高校の2年生を対象にした「金融経済教育セミナー」を実施しました。この取り組みは、学生たちにお金に関する重要な知識を提供し、金融リテラシーを高めることを目的としています。
講義内容とグループワーク
セミナーには、平塚信用金庫のライフ・アドバイザー8名が参加し、2年生(計8クラス約320名)の生徒に講義を行いました。初日は、家庭科の授業の一環として「資産運用の必要性」というテーマについて講義を実施し、金融に対する学生たちの関心を高めることを目指しました。お金を準備する必要性やその手段についての知識を深める機会を提供します。
講義後半では、投資信託に関するグループワークが行われました。具体的には、平塚信用金庫が提供する国内・海外の債券や株式、不動産、金を投資対象とした12種類のファンドの中から、過去5年間(2019年から2024年)において毎月1万円を積み立てていた場合、最も利益を上げた投資信託を特定するというディスカッションを行います。
名称と目的
この金融経済教育の主な目的は以下の通りです:
- - 地域金融機関として必要な情報を提供し、高校生の金融リテラシーの向上を支援すること。
- - 金融経済教育を通じて、資産運用やNISAへの理解を深めること。
- - 学生に対して地域金融機関の魅力的な職業としての一面を伝えること。
実施概要
セミナーは2024年12月2日(月)、3日(火)、5日(木)、そして6日(金)の4日間にわたり各65分の授業が計8回行われる予定です。対象となるのは県立平塚江南高等学校の高校2年生です。また、この地域の学生たちには、既に家庭科の授業を通じて一定の金融知識が備わっています。これにより、セミナーの効果をより高めようとしています。
最後に
この取り組みを通じて、学生たちは金融に対する理解を深め、将来的に資産運用の知識を活用できるようになることが期待されています。地域金融機関としての役割をさまざまな形で果たす平塚信用金庫の取り組みは、地域社会に大きな影響を与えることになるでしょう。今後の活動にも注目が集まります。