新潟県新潟市で2024年10月20日に行われた「新潟県スポーツ公園フェスタ2024」で、JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校の学生たちがスケートボード体験会を実施しました。このイベントはアルビレックス新潟と新潟県都市緑化センターグループが主催したもので、スケートボードをはじめ、様々なスポーツ体験やステージイベント、動物とのふれあい体験、フリーマーケット、さらにははたらく車の展示など、多彩なプログラムが用意されており、子どもから大人まで楽しむことができました。
JWSCのスケートボード学科の学生たちは、JSF日本スケートボーディング連盟と連携し、初心者向けのスケートボード体験会を実施しました。その際、彼らはインストラクターとしての役割を持ち、参加者にスケートボードの魅力を伝え、丁寧に指導を行いました。JWSCでは、次世代のスケートボードインストラクターを育成することを目指し、「JSF公認スケートボードインストラクター」の資格取得をサポートしています。2023年度の取得率は驚異の100%で、受験者全員が合格という成果を上げています。
このような体験会は、学生たちが持つ実践的な知識を活かし、スケートボードの普及を図る重要な機会として位置付けられました。参加者にとっては、安全に配慮しながら学ぶことで、スケートボードに対する理解を深め、楽しい体験を通じて相互理解や共感の力を養うことができました。特に、参加者の成長を保護者にアピールする場面も見受けられ、地域社会におけるコミュニケーション能力の育成に貢献できたことも大きな意義です。
JWSCの学生たちは、地域スポーツ文化の振興に大きく寄与し、スケートボードインストラクターとしての体験を通じて、普及活動に参加する貴重な経験を積むことができました。同校は今後も様々な団体と協力し、地域社会に貢献できる実践的な学びの場を提供していく予定です。
JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校は1999年に設立され、以後、多くの優秀なプロスノーボーダーを輩出してきました。学生たちはボードスポーツを学ぶ理想的な環境の中で、実績豊富な講師陣から専門的な教育を受け、将来的にはオリンピック選手やプロアスリートとして活躍する道を切り開いています。スノーボード学科では、年間6か月の雪上トレーニングを重視し、スケートボード学科では、最新設備が整ったJWSCスケートボーディングラボ内でトレーニングを行っています。
また、同校では地域の魅力を活かした取り組みとして、閉校した小学校のプールをスケートパークにリノベーションするプロジェクトや、学生たちが大会運営に積極的に関わるイベントを実施しています。最近では、学生が地元企業と共同でスケートシューズを開発するなど、地域活性化にも寄与しています。JWSCはこれからも地域と共に成長し、未来のボードスポーツ界を担う人材を育成していくことでしょう。